Pica Pica ~社会福祉法人ゆるり福祉会~ を視察

4月27日(木)ランチタイム時

八尾市役所に併設されている食堂を市議会議員団で視察しました。

社会福祉法人ゆるり福祉会が運営する 「PicaPica」。

松原市も市民の方もそうでない方も自由にご利用できる社会福祉法人が運営する食堂がありますが、その名は「キッチンはな」。

障害者自立支援法に基づき、一般就労が困難な、精神に障害を持つ方が生産活動を通じ就労に必要な知識および能力の向上を図るために、松原市役所食堂を借りて行っている就労継続支援B型事業所ですが、今回は八尾市でオープンしているお店のの評判を聞いて視察しました。

店内は今どき流行りのカフェスタイル。

料理も値段の割に非常に凝っていて、かつその美味しさに議員みんな舌鼓を打ちました。

やはり料理を戴くには建物や店内の雰囲気も大切なことを改めて知らされました。

「キッチンはな」もかつては私もよく利用しましたが、若い人の利用と女性客の心を掴むには、

カフェスタイルでかつ作業所で製作されている小物を並べ、販売するなどの工夫が必要な気がします。

 

 

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福祉文教委員会行政視察

〇日程:平成29年4月24日(月)~25日(火)

〇視察先

東京都八王子市  「小中学校一貫性」について

千葉県浦安市   「子どもネウボラ」について

 

●「八王子市ー小中学校一貫性について」

今回の行政視察は委員長として視察内容を指定させていただきました。

昨今、松原市の教育環境は全国的な少子化の流れの中で、児童生徒数が減少傾向にあります。

果たして子ども達にとって今の教育環境が適当なものと言えるのか、また、多忙な教職員が自信をもって授業が行えているのか・・・。

ベッドタウンとして栄え、学園都市でもある人口約56万人の八王子市を訪れました。視察先の八王子市立館小中学校は施設一体型として平成23年度に開校。義務教育9年間を見据えた指導をされており、学力向上を図るとともに社会性・人間性豊かな児童生徒の育成を推進されています。一貫教育の一般的な効果の具体例としては、中学生の不登校出現率の減少(中1ギャップの解消)、学習到達度調査や全国学力・学習状況調査における平均正答率の上昇、児童生徒の規範意識の向上、異年齢集団での活動による自尊感情の高まり、教職員の児童生徒理解や指導方法改善意欲の高まり等の意識面の変化がみられるようです。

本市においても子どもを取り巻く環境が大きく変わる中、特に少子化によって少ないクラス数で学校運営が十分に図れているのか、何が子ども達の学校生活にとって良いことなのか、真剣に話し合う時期は既に到来しています。

●「浦安市ー子どもネウボラについて」

ネウボラとはフィンランド語で「アドバイスする場所」という意味。

浦安市は子育て世帯の9割が核家族でひとり親家庭の増加や晩婚・晩産傾向にある中、子育てについて相談すべき身近な人がいないことで子育てに肉体的・精神的に不安定になり、経済的な負担感などの課題解消のため、浦安市は妊娠・出産から子育てにわたる「切れ目のない支援」を実施しています。本市においても横断的な連携を図っているところですが、ケアマネジャーが子育てケアプランの策定に関わり、子育てに関してしっかりと寄り添う体制づくりが浦安市では行われています。

安心して子育てができる環境づくりが、必ずや「まちの活性化」につながっていくものと思います。

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