個人質問で演壇に立ちました

本日5番目として個人質問を行いました。

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〇質問通告

❶学校教育について

①平成30年度全国学力学習状況調査の結果をどの様にとらえているか

年々、全国平均や府平均に近づきつつあるとされる学力テスト。

しかしながら、目標を達成できなかった今回のテストの結果を厳しく受け止めているとの

教育長の答弁。

教師の分析からすると、あと1問の正答だそうです。

それを聴き、もう一歩という感じも受けるが、平均までまだまだ遠いような気もします。

教育振興基本計画(前期計画H28~30)では最終年度に府平均を上回るとの目標を

立てましたが、残念ながら小学校の算数A問題のみが上回り、応用問題が追い付いていない。

目標達成の為にこれから何が必要か。学習支援だけでなく生活支援も必要ではないか。

子ども達の運動面・体力面の評価は、持久力を図る種目に課題が残ります。

その持久力を向上させることが、忍耐が必要な学力向上につながるのではないかと質問し、

これからの研究をお願いしました。

全国平均・府平均を継続して上回ることが真の意味での学力向上が定着した証と考えますが、

やはり、住み続ける、住んでみたい候補地に選ばれるには学力の保証は必須です。

是非ともその底上げを行い、子ども達の可能性を広げてもらいたいと訴えました。

 

❷安心安全について

①セーフコミュニティ再認証取得について

平成23年から足掛け8年。平成25年度での初認証取得から5年が経過し、再認証を取得しました。

国内では8番目の認証も、既に16団体がSC(セーフコミュニティ)活動を展開しています。

先進市である亀岡市では10年目を迎え、現在4つの課題に直面しています。

1)認知度が上がりながらも関心度が下がっている。

2)担当職員の異動や高齢化による関係団体との関わりの問題

3)団体が行っている活動の市民への広がりの鈍さ

4)経済効果の「見える化」をどう捉えるか

これらの件について、本市ではどう捉え、克服していくか・・・。

事業の継続が少子高齢化という壁に遮られ、今後いかに人財を育て、巻き込んでいくかが、

最も大きな課題であると訴えました。多額の税金が投入されている以上は「見える化」も大切。

今後、協働のまちづくりの一助となる本活動が継続して成功するか否かの鍵は市役所の体制にもかかっています。

病気休暇、特にメンタル不調で休む職員が続出することを防がないと推進力がおちてしまう。

そのことを非常に懸念しています。

心と身体の病気の予防・・・

その活動が本市に限らず、日本国内の共通の課題とも言えるでしょう。

 

❸安全対策について

①堺港大堀線道路整備の安全対策について

昭和33年に都市計画決定を受けた堺港大堀線。

非常に長い年月を経て、ようやく今年11月4日、近鉄南大阪線をまたぐ跨線橋の上で開通式を行った。開かずの踏切を渡らなくてよくなった分の利便性の向上が半端ではなく、これまでの交通事情が変わることで、交通量も増加している。

近隣住民としては、南北の生活道路が遮断される箇所もあり、歩行者は不便さを感じている。

それを証明するように、車道を横断しようとした高齢者が事故に遭い、命が奪われた。

側道の完成を来夏に控えるこの時点であるからこそ、大阪府や府警としっかりと協議して、安全対策を万全に行うように市に要望しました。