2019活動報告チラシ(新春号)

新年あけましておめでとうございます。

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昨年9月には2期目となる市議会議員選挙におきまして、ご支援いただいた皆様方には心よりお礼申し上げます。

1期4年を終え、行政を経験した者としての立場から様々な要望や提案を行ってまいりました。

中でも近年の子どもの発達の問題に関しては非常に懸念をしているところであります。

将来の松原市や大阪府、そして日本を背負っていくこれからの世代の子ども達がしっかりと成長していける、そんな社会を実現するために発達支援に関しての充実を逐次行政へ訴えて参りました。

年々、支援学校、支援学級や通級指導を受ける児童生徒が増加傾向にあります。

この背景には様々な要因があり、解決の糸口が見えない複雑な問題を秘めておりますが、とりもなおさず「早期療育」に取り組むことによって、発達に特製のある子ども達が生きやすい環境は作れるものと思います。

また、子育てに悩むことからくる「虐待」も看過できない状況です。

年々虐待案件は増加しており、実母、実父からの虐待による悲惨な事件が後を絶ちません。

精神的虐待が大きな割合を占める中で、虐待と気づかずに子供の心を傷つけていることも少なくはないでしょう。

今一度自分も含め、子育て世代の皆さんは日頃の言動を振り返ることも必要であると感じます。

このことに議員として、そして親としての立場から、引き続きしっかりと取り組んで参りたいと思っております。

そして、昨年は大阪北部地震を皮切りに、豪雨や台風による土砂災害、風水害も発生するなど、災害大国といわれる所以の悲惨な報道を目や耳にすることが多い年でありました。

中でも身近な災害としては9月の選挙直後の台風21号がもたらした甚大な被害。

多くの瓦やトタンなどが風で飛ばされ、家屋等に多くの傷跡が残りました。

目を疑うような光景を見るにあたり、自然の恐ろしさを改めて痛感したものです。

今もなお、修理を待つご家庭が多いのはご周知のことと思います。

改めて心よりお見舞いを申し上げます。

年末に昨年一年を表す漢字が「災」と発表されました。誰もがうなづける一字でしょう。

私も間近で体験する中で、いかに共助として動ける人間が必要かと実感しました。

平成30年度当初予算で提案し、予算化して頂いた「防災士」の受験に対するほぼ全額の助成を活用し、昨年11月末には防災士の資格試験を受け、無事に合格することが出来ました。

今後はこの助成制度を活用した方はもちろん、その他防災・減災に協力してもらえる方々と力を合わせ、「(仮称)松原市防災士会」を発足し、特に支援が必要な方々への取り組みを民間レベルでどうしていくかをしっかりと考え、そして行動に移していくことが当面のするべき課題であると考えています。

どうか、皆様方にはより一層のご理解ご協力を賜りますとともに、ご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

今年一年が皆様にとって、災害が少なく安心して暮らすことが出来ますことを祈念したしまして、日頃の御礼と年頭の挨拶といたします。