令和2年第1回定例会閉会

今定例会は3月26日(木)をもって閉会しました。

これまでの間、新型コロナウイルス感染予防対策を市議会でも慎重に講じました。

❶傍聴人にはしっかりとした予防策としてマスクや手の消毒をお願いし、体調が悪い場合はインターネットでの視聴を依頼しました。

❷議員及び理事者にはマスク着用を促し、マスクをしたままでも発言を可能とし消毒の徹底を促しました。

❸予算特別委員会では二つの常任委員会ごとに全て課長級以上のう所管課職員が同席した板が、3蜜を回避するため、それぞれの委員会を2部に分け、極力感覚を開けて喚起をしながら実施しました。

❹常任委員会では、一人20分の質問時間で試行した。概ね良好により次回からもこのやり方で進めることに幹事長会議並びに全議員に確認しました。

❺3月6日の個人質問後、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書を決議しました。

最終日では全ての議案が可決、また請願一件が閉会となりました。

感染拡大が進む中で、議員各位からも意見を戴き、また理事者にも協力いただきながら、非常に慎重な対策を行いましたが、無事に日程を終えることが出来たことはありがいことでした。

新年度予算を審議する重要な定例会を終え、本来は理事者との懇親会が例年行われるところですが、同意を得て自粛をしました。

次は6月に行われる第2回定例会です。これが議長としての最後の議会となります。

現場立会い(カーブミラー)

堺港大堀線が開通し、それに伴う側道に係るカーブミラー設置の要望が地元町会から上がり、立会をしてきました。

府道から市道に接続する箇所に設置する反射鏡は府が設置し管理する、逆もまた然りであるとのこと。

であるが、ちょっと担当者間で行き違いがあって、依頼者の町会長から相談があって間に入った結果、なんとか進んだ案件であります。

これからも安心安全なまちづくりがより一層進んでいくために頑張ります(^^)/

代表質問第1日目

本日は午前10時から代表質問が行われました。

最初は自由民主党幹事長の池内議員、昼からは日本共産党幹事長の森田議員が質問に立ちました。

両代表とも一つ目には現在日本、世界を震撼させている新型コロナウィルスの件について質問されました。

政府や各都道府県の動きに準じるしかない部分が多く、確かな治療方法も確立されていない為、世間は不安な気持ちが増幅し、デマに踊らされる現状が続いています。

子ども達の長引くであろう休校期間が精神的にも身体的にもむしばんでくることが予想させれる中、何か手立てがないものかとあらゆる検討が必要とされます。

経済がどんどん疲弊する先に何が待っているのか・・・

人の気持ちも疲弊していきます。

予想もつかない展開に全ての国民が翻弄され続けなければならない長いトンネルから一日も早く抜け出せることを祈るばかりです。

一日目終了後にコロナウィルスに関する意見書の採択に向け、幹事長会議が開かれました。

各会派に持ち帰り、ブラッシュアップして明後日6日に追加上程して採択を予定しています。

議長日記(新型コロナウィルスへの対応)

新型コロナウィルスが流行し、社会全体が疲弊している。

昨年の臨時会で議長に就任早々、本市議会を震源地とした大きな全国ニュースが流れたところ。

またもか・・・と、何かに取りつかれている感じがしてならない。今回のことは本市だけに限ったことではないが・・・

 

第1回定例会が2月26日に開会し、明後日から代表質問が始まります。

先週末、総理大臣の要請を受けて、市教育委員会も市立小中学校を3月2日から13日まで休校としました。その時の状況によっては延長もあり得ます。このまま授業が残され、テストがされず、通知簿さえ中途半端である状況が子ども達の不安を駆り立てるのではないだろうか。教職員についてはなおさらである。

 

本市では、今年の卒業式は、来賓を招かず必要最低限の人数で行うこととされています。

人生の節目のこの大切な行事を十分な状態で挙行できないことが非常に残念であります。

我が子の晴れ姿を多くの人に見てもらうことが出来ないなんて誰が想像できたでしょうか・・・。

悪い意味で記憶に残る卒業式になるのは間違いありません。しかし、今後何があってもそれを前向きに捉えられるプラス思考を持ち合わせてほしいと願うばかりです。

 

本日、急遽幹事長会議を開き、本会議及び委員会での傍聴の取り扱いについて協議を行いました。極力ネット配信を見ていただき、それでも傍聴する際はマスクとアルコール消毒を徹底していただく。議員及び理事者はマスク着用の上で質疑応答は可能とすることにしました。

市でも感染症対策本部が2月28日に立ち上がり、公共施設の3月20日まで使用不可とする決断がくだされました。なかにはぐるりん号も含まれていて、病院通う高齢者には酷な話ではないかと異論が出ましたが、既に周知に走っており白紙には戻せないとのことでやむを得ず聞き置くこととなりました。

開設する施設、閉鎖する施設の詳細な情報を市議会にも提供してもらうことにしました。

 

ネットでは様々な情報が飛び交い、ティッシュペーパーなどほぼほぼ国産のものが品切れになるとうわさが流れ、真に受ける国民が買い求めや買い占めに走っている状況が発生しています。

人間は混乱に陥ると冷静な判断が出来なくなり、偽ニュースに翻弄され、助け合い譲り合うどころか、自分のことが最優先でお互いに傷つけあってしまうものだと改めて思い知らされるところです。

ウィルス感染も災害の一つ。その他の今後起こりうる大規模な自然災害においても根拠のない情報に惑わされないように確かな知識と判断力を身に着けておくことが大切であります。

今回のこの一連の騒動から人類が何を学ぶかが問われているような気がします。