今年の「まつばらマルシェ」をどうするか

6月30日(火)午後2時

全議員を対象に、今年のまつばらマルシェをどうするか、というよりは形を変えてでもやりたいというマルシェの実行委員会代表者の意見を受け、この際、議会からの提案も聴いてもらおうと担当部長以下管理職を招集して意見を出しました。

先ずはマルシェ自体中止すべきではないかという意見が出たことでかなり趣旨から外れた方向に行ってしまったが、どういう風にすれば3密が回避できて実施できるかを検討することに修正を図りました。

予想していたよりもあまり意見は出なかったが、地産地消をテーマにすることを再度見つめなおし、各店舗に足を運んでもらうやり方が望ましいのではないかと思う。

再び非常事態宣言が発出され、休業要請が出される事態に陥ればたちまちマルシェなんていってられなくなるが、今回のことを教訓にこれからの新しいマルシェを創造していく機会にすればいいのではないか。

なにもマイナス的に考えてばかりではなくプラスに考え、市内事業者の活性化、市民の満足度アップ、市外からの交流人口の増加、などなど、そういったことを念頭に再構築を図るべきだと思います。

会派要望(コロナ対策・国の第二次補正を受けて)

6月30日(火)午前11時

市長に対し、自民党市議会銀団から予算要望を致しました。

冒頭、幹事長から要望書を手渡し、内容について市長に確認いただきました。

コロナウイルス感染予防の観点から災害時の避難所の在り方が変わりましたので、少しでも自らの備えとして避難時に持参してもらうことを考え、持ち出し用袋を各家庭に配布することを提案しました。

また、多大なダメージを受けてる事業者救済の為に事業系廃棄物の処分費を一時的に負担することや現在進めている商業事業者に対するお得なクーポン事業の拡大、市内で住宅購入に支援金を提供することで流通促進を図るなど他数点要望しました。

要望内容は以下の通り

・災害避難時の非常持ち出し袋の配布。

・事業系廃棄物の処分料無料。

・現在取り組まれているクーポン事業の拡充。

・市内住宅購入支援金(20万円)の創設。

・市立小学校、市立中学校の今年度、修学旅行の無償化。

・市立小学校、市立中学校の今年度、卒業アルバムの無償化。

・医療従事者、介護従事者以外の金銭的支援。

(民間の保育士、民間ゴミ収集事業者従業員、公務員の特別手当の支給)

 

常任委員会・議会最終日

6月22日(月)が福祉文教委員会で翌23日が総務建設委員会が開かれました。

いつもなら委員会室で行われる常任委員会での議案審査でありますが、コロナの感染拡大防止の為、本会議場を利用して、議案毎に理事者が入れ替わり、大変手間のかかる流れとなりました。

感染拡大防止の観点から機関や時間短縮、質問者の人数制限などを進める議会も多かったと思われますが、本議会においては市が進める感染症対策についてはスピード感をもって対応できるように数多くの専決予算を協力的に認めてきましたが、審議についてはしっかりとすべきとの観点から、議会初日然り、個人質問、委員会質疑は内容の濃いものでした。

お陰様で感染者や疑わしい人は出ておりませんが、議長としての最後の定例会は反対する案件は出なかったものの、非常にこってりとした議会となり大変疲労感が溜まるものでした。

次はひょっとすると8月の役選の為の臨時会前にもう一回あるかもしれませんが、定例会としては4回努めることが出来ました。

一議員に暫くすると戻ることになりますが、議長として学ぶことは多かったです。

議長を経験させていただいたことに感謝し、また一から議員活動に専念したいと思います。

残り2か月ですが、しっかりと勤めを果たしたいと思います。

個人質問(第2・3日目)

2日目は

❻中田議員 ❼依田議員 ❽平野議員 ❾松井議員 ❿三重松議員

3日目は

⓫野口議員 ⓬植松議員 ⓭福嶋議員 ⓮田中議員

の順で個人質問が行われました。

学校ICTに関する質問から始まり、市民や事業者支援、今後の働き方、今後の市政運営や人権行政に関すること、また健康づくりに関して等、多岐にわたり質問が及びました。

学校現場や職場(特に市役所)でのオンライン学習やリモートでの働き方の変革がこのコロナウイルスが拡大したことによって大きく注目され、加速度が増して進もうとしています。

また感染拡大が起こった場合に備えて臨時的に対応できる体制を取っておくことに越したことはありません。

学習や仕事などは直接顔を合わせて確認しないといけないのが基本であると思います。

便利さが増せば失うものも大きいと以前から私の中ではその思いは強く、人との距離をとる、ソーシャルディスタンスが希薄な社会をより進めてしまうのではないかと危惧しています。

子ども同士、身体と身体、心と心が触れ合って、ぶつかり合ってしか得られない大切なものが、この2mという距離が大きな障害となって、近づくことに臆病になりやしないかと心配が募ります。

大人もそうですが、なんとなく感じる「キョリ感」が希薄な世の中の流れに飲み込まれてしまう・・・

コロナから学ぶ教訓に果たして良しとするものが見いだせるのか、これからの人類の課題であります。

地方御制対応臨時交付金が全国で3兆円。松原市にはその内、約15億円が配分されました。

果たしてこれを有効に活用できるのか。

緊縮財政、健全化、行財政改革、選択と集中、スクラップ&ビルド、・・・

限りある予算の中でいかに市民満足度を上げるかが行政の命題ありながらも、バラマキが是とされる風潮が蔓延した中で、果たしてコロナの終息と共に、再び以前の感覚を取り戻せるのか・・・

一旦緩んだゴムを縮めるのは至難の業です。

臨時交付金も結局は税金で返していかなければならない赤字国債です。

将来にツケを残すなと声高に叫ぶ一方、まだまだコロナの影響が続く中において膨らみ続ける借金に誰がストップと声をかけるのか。

早く社会も思考も正常に戻らないと恐ろしいことになりそうです。

 

個人質問(第1日目)

午前10時

森田夏江議員が25年の長年に渡る議員活動に全国市議会議長会から表彰と金一封が贈られました。僭越ながら議長として本会議場で表彰状を読み上げてお渡しいたしました。

 

本日は5人の質問者が立ちました。

❶森田議員 ❷河本議員 ❸紀田議員 ❹池内議員 ❺鍋谷議員

それぞれコロナウイルス感染症に係るところからの質問が多く、予め市議会としてのとりまとめ事項も混ざり、理事者からの答弁としては前向きなものが多かったように感じます。

非常事態を迎え、色んな意味で価値観が大きく変わろとする中、知恵を絞って建設的な意見を積み上げていくことが求められます。

直近の心配事はやはりコロナの第2波第3波が襲ってくるかもという中での災害発生。

避難を余儀なくされる場合にソーシャルディスタンスを保ちながらどう避難させるかの質問が重なった事項です。あとは空き教室や体育館への空調設置の問題。

また、中小企業や零細企業に対する支援策、学校教育の今後の展開など、皆さんが懸念されるところは同じことが多いと思います。

2年前の台風被害の後の10月議会が大変危機管理に対して質問が集中しました。

危機管理担当に答弁調整に非常に負荷がかかり、担当職員に辛い思いをさせてしまった記憶が蘇ります。

今回は質問が各部署に分散されますが、議員からの前向きな提案が多少なりとも気を楽になせている気がします。

一般質問はあと二日間、しっかりと議会運営に努めて参ります。

 

次回は明後日17日午前10時開会です。