平成28年第3回定例会一般質問

9月15日、16日と二日にわたり個人質問が行われました。

初日は、  三重松清子議員(公明党)

福嶋光広議員(日本共産党)

山本真吾議員(まつばら未来)

河内徹議員(公明党)

若林良信議員(公明党)

二日目は、 山本育宏議員(日本共産党)

野口真知子議員(日本共産党)

松井育人議員(まつばら未来)

中尾良作議員(公明党)

池内秀仁議員(自由民主党)

計10名の議員が演壇に立ちました。

松原市政に対する質問や提案など、各議員から種々議論がなされ、行政と議会が両輪となって

松原市が市民にとってより良い方向へと進んでいかなくてはなりません。

次回の第4回定例会へ向けて準備を進めてまいります。

平成28年第3回定例会開会

8日(木)午前10時

第3回定例会が開会されました。

 

議案7件、決算認定14件の提案理由が理事者からなされ、それによる質疑が行われました。

一般会計補正予算の中身で1件質疑があり、市長と担当部長からの答弁。

 

高齢者の自転車用ヘルメット購入助成金の増額補正。

 

当初と補正の数のアンバランスに疑義が生じ、理事者側から当初の見積もりが甘かったことの認識が示されました。

当初の予想に反しての購入があり、それに対する助成金の補正は是か非か・・・

しっかりとした検証をもとに考えるよう市議からの要望のもと、これを合わせた案件は各常任委員会へ付託されひとまず閉会となりました。

セーフコミュニティ活動報告会

9月4日(日)午前9時半から松原市文化会館にて活動報告会が行われました。

澤井市長、森田議長の挨拶の後、来賓紹介が行われ、その後、6つの対策委員会から各種活動の報告がなされました。

これまでの取組みの成果が説明され、着実に事故や犯罪件数などは減少傾向にあるとのこと。

松原東小学校では平成23年度のケガの件数が77件から平成27年度で42件、認知症サポーター養成講座受講者数が938人から3525人へ、交通事故件数が730件から597件へ、自転車事故件数が238件から194件へ、刑法犯認知件数が2752件から1722件へ、街頭犯罪認知件数が1372件から945件へ、ゲートキーパー養成講座受講者数が104人から1511人へ、自殺者数が32人から23人へ、防災訓練参加者数が1200人から5300人へとそれぞれ数値が改善、また良い結果に出ているようです。

日ごろからの意識がとても大事なことであり、とりわけ子供の頃からの意識付けが今後の改善に更に役立つものと思われます。

地域で松原市を良くしていこうという心構えはいつか全体に浸透し、住みよい安心安全な街に生まれ変わるに違いありません。

 

即効性のある取り組みには持続性がありませんが、こういったコツコツした取り組みがいつの日か長年咲き続ける花となり実となることでしょう。

 

またセーフスクールの認証取得を目指している市立第3中学校区の2小学校1中学校の生徒たちからも、自分たちの取り組み内容の発表がありました。

これらの取組みの姿勢や成果が全中学校区の子ども達に広がりを見せることで、いじめや学校内の事故の減少などにつながり、昨今の子どもを取り巻く悲惨な事件が多い時代の中で、松原市では子育てしやすい環境にいち早くなってくれることを願います。

決算内示会・現場視察

1日(木)午前10時から決算内示会が行われ、一般会計、特別会計、企業会計の決算状況について、決算書や主要施策の成果をもとに主要なものを各部次長から説明がなされました。

 

午後1時からは平成27年度の建設現場を視察しました。

 

幹線道路防犯カメラ設置、丹南浄水場改良工事、天美北小学校大規模改造、天美北67号線道路新設、新町公民館改修と5か所を回り、各工事担当部署の職員から説明を受けました。

 

防犯カメラの設置は松原市のみならず近隣市でも増加傾向にありますが、事故や犯罪の抑止効果が早く出て貰いたいものです。

また、小学校の大規模改造工事が年次的に進められていますが、トイレをはじめ学校生活が快適に送られることは子どもにとって非常に有り難いことです。

とかく和式トイレに慣れていない現代の子ども達にとって洋式トイレの普及は必須と考えます。

費用はかなりかかるようですが、我慢することで便秘が常態化し、健康を害することは防がないといけません。計画的かつ早急な改修が進むよう要望をしていかなくてはなりません。

天美北67号線は阪神高速大和川線の工事に付随する工事で新設されましたが、近鉄南大阪線側道が整備されることにより災害対策が進み渋滞回避も見込まれることで、狭隘な道路が多い松原市にとっては非常に有り難いものです。

耐震性が悪いことから図書館機能を廃し、新町公民館が改修されました。

今では子どもが自由に利用できる自習室「元気塾」に生まれ変わり、退職した学校教諭が勉強の指導にあたったりしてくださっているようで、子ども達の学力向上に役立ってくれることを期待します。

 

大阪市・八尾市・松原市環境施設組合議会第2回定例会開会

31日午後2時より、大阪市役所にて標記定例会が開会され、平成27年度の歳入歳出決算報告が主な議題とされました。

 

一般会計当初予算額 159億6,278万6,000円

補正予算額   7億 377万8,000円

現計予算額 152億5,900万8,000円

 

歳入決算額 148億3,107万1,845円

歳出決算額    同額

※不用額   4億2,793万6,155円

 

※不用額は各市からの分担金と相殺

 

主要な施策の成果に関する報告がなされ、中でも歳入決算の特徴については、発電収入の増の好影響が出たとの説明がありました。

それは、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)を適用した売電についてバイオマス比率が見込みより高くなったこと、また、安定稼働による売電量の増により大幅な増収となったことで、構成市の分担金の削減に大きく寄与したというものです。

 

歳出決算については、議会費、総務費、廃棄物処理費については処理実績に基づいた説明が順次されました。

 

ただ、その後の大阪市議から出た質問のやり取りにもありましたが、売電については、現在国において、買取価格を引き下げる方向で検討されてることやFIT制度を活用できるごみ処理施設の減少などが確実になっているとともに、今後の電力の小売り自由化の影響で価格の水準がどのように推移するか不透明の中では手放しに喜んでいられない状況があります。

かつ、各構成市で取り組むごみ減量施策により、ごみ量の減少から売電量の減少も期待できないことも重なります。

今後、組合においては経営計画を定め、ランニングコストの縮減や歳入の安定的確保に努めていきつつ、様々な検討を始めているところだとの説明がありました。

 

今後は廃プラスチックごみの分別から焼却処理に移行することで、発電量を確保し、ごみ処理費用の削減に役立てるなど環境に与える負荷も考慮しながら様々な検討がなされていくべきだとの意見も出されました。

これまで、リサイクルという考え方が浸透してきた中で、それに逆行する考え方が受け入れられるか否かという懸念もありますが、安定的なゴミ処理体制を維持していくためには、施設組合においてしっかりと検討をしていただきたいものと思います。

役選決まる

8月29日(月)臨時議会招集において、向こう一年間の議長・副議長・監査委員等、議会運営にかかる役職が決まりました。

最初に決める議長選出に紆余曲折があり、全ての役が決まったのが、翌日午前2時過ぎ・・・。

流石に皆さんヘトヘトになっておりましたが、2時半ごろにはなんとか臨時会が閉会できました。

 

議長には松原市初となる共産党会派から森田議員、副議長には自民党会派から紀田議員、監査委員にはまつばら未来会派の松井議員が決まりました。議長決定まではかなりの時間を要しましたが、その後は比較的スムーズに流れ、議員各位、また、市長をはじめ、理事者側の職員さん方も遅くまで付き合って頂き、大変お疲れまでした。

 

ちなみに私の方は今回は色々とお役を頂き・・・、

福祉文教委員会委員長、議会だより編集委員、松原市開発事業団連絡会委員、松原市文化情報振興事業団連絡会委員長、松原学校給食株式会社連絡会委員長、昨年に引き続き農業委員、市立小中学校通学区域審議会委員、国民健康保険運営協議会委員、障害者施策推進協議会委員、生活環境保全審議会委員、地域保健医療協議会委員、廃棄物減量等推進審議会議員、昨年に引き続き大阪広域水道企業団議会議員、大阪市・八尾市・松原市環境施設組合議会議員・・・と合わせて14!

 

今後1年間は大変忙しい年となりそうですが、勉強にもなりますので頑張ろうと思います!