2016年6月25日 | 活動報告
6月20日(月)午前10時 本会議場にて
くじを引いた結果、今回はトップバッターで個人質問をすることになりました。
まず、発達障がい児やグレーゾーンと呼ばれる子供たちへの発達支援を市としてどう取り組んでいるか・・・。
昨今、全国的にも発達的に遅れが生じている子供たちが増えているとの市の認識の確認から始まりました。
先天的な脳機能障害が影響しているとの研究が進み、広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など)やLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)といった診断がされるようになりました。
一昔前は、「少し変わった子ども」と言われ、仲間はずれにされたり、いじめられたりといった子供たちも少なからずいたかもしれません。なんでなんだろうと、思い悩んでいたことでしょう。
最近は発達障害という診断名が下されることにより、受け入れるための親の精神的負担や不安は図り切れないものがあるでしょう。また、乳幼児期を気付かずに通り過ぎてしまい、小学校に上がってから、特別支援学級に進まないといけないといった驚きや戸惑いもあると聞きます。
発達検査をしても分からなかったり、発達検査が行われるまでにかなりの時間を要したり・・・、親御さんは途方に暮れ、子どもさんは成長するにつれて友達との違いに悩んだり。
一人でも多くの子供たちや親御さんの悩みが極力少なくて済むよう、普段の保育教育の中で、早く気づき、早く療育(早期発見・早期療育)出来ることが必要だと考えます。
お隣の堺市では、昨年度から子どもに携わる仕事をする人に対し、親や子供のサポーターとして養成を行い、また、リーダーとして組織に根付かせようとの試みが始まっています。
それだけ、危機感を抱いている証拠なのです。
松原市でも現状に差はないはず。是非、児童発達センターにまで通わずとも、保育園や幼稚園、また学童、放課後等デイサービスなどでその子の特性に合った療育が受けられる環境を構築するべきと考えます。そして、それが松原市の教育環境の底上げにつながると信じています。
次に、市の観光事業について。
天美にホテル誘致をすることが進められようとしています。新たに観光課を立ち上げ、今各ホテル業界や建築業界にアプローチをかけているとのことです。建設予定地の近くにはイトーヨーカドーがアリオの建設をする計画が進められており、平成30年春の開業を目指しています。
ビザの不要拡大や円安、あるいは中国をはじめとするアジア諸国での所得水準の向上により、外国人観光客が押し寄せ、特に大阪ではホテルの稼働率が近年高く、宿泊予約が取りにくい状況。
そのような環境で松原市はホテルを誘致して、大阪市内から誘客を行い、交通の利便性を生かして観光してもらおうとの考えです。
東京オリンピックが4年後に控えながらも、先行き不透明な中国経済や円高傾向によって、いつまで外国人観光客が訪日するか心配するところではありますが、リピーターも多いことから、一定の定着は見込めると判断されている。
是非、外国人韓国客の目で新たな観光資源の掘り起こしを行い、インフラ整備も進めながら、市一丸となって松原市の情報発信に努めてほしいと思います。
2016年6月24日 | 活動報告
6月13日(月)午前10時に議会が開会されました。
報告案件、議決案件が示され、提案理由が理事者から行われました。
報告案件については、一般会計、特別会計の専決処分、市税条例の一部を改正する条例制定
都市計画条例の一部を改正する条例、特別会計の新年度予算の補正予算の専決処分
議決案件として、一般会計の新年度の補正予算、国保条例の一部を改正する条例制定
以上が提案されました。
その後、議場での質疑はなく、詳細については後日行われる各常任委員会でもまれることに・・・。
本日の17時に個人質問の通告が締め切られ、来週の個人質問に臨みます。
私も質問通告していますので、本会議終了後、通告書の作成に取り掛かります。
2016年5月25日 | 活動報告
本日は標記連絡会が市役所において午前11時からあり、松原市土地開発公社の決算報告が担当者よりされました。なかなか活用が進みにくい土地も公社には全くないわけでもありませんが、市役所の事業用地として計画的な買戻しが行われています。
公有地拡大法に基づいて公社も事業用地を先行取得する上において、様々な角度から種々検討され慎重な対応をされているところです。
市への売却資産や民間からの取得用地から始まり、貸借対照表に基づいて資産と負債、キャッシュフローについての説明があり、補足資料の中で若干わかりにくい箇所がありましたので、質問しました。
今後も引き続き公社の健全運営に努めてもらえることと思います。
2016年5月4日 | 活動報告
4月27日から、総務建設委員会の行政視察で青森県を訪れました。
初日は青森市
観光事業活性化について視察
今年度から本市も観光課を立ち上げ、少ない観光資源を掘り起こし、そして再発見する動きは以前からしていましたが、いよいよというかようやくというか、地方創生の名の下、松原市の活性化の中の一つの施策として、観光事業に本格的に着手し、今後の施策の参考にと青森市を訪れました。
やはり青森と言えば、ねぶた祭り!
夏の短期間の祭りではあるものの、今では青森港にクルーズ船が年間20余り寄港することで、外国人観光客も延びているとのこと。
ASEAN諸国からの来訪も増えてるとか…
最近では青森の雪も観光資源と考えており、観光事業を推進する上で、年間を通しての観光客誘致に市は課題を挙げ、それに対してどう対処すべきかを観光事業アクションプランにまとめ、市をあげての実に真剣な取り組みが行われている。
また、北海道新幹線の開通による観光客誘致にも力を入れ、近隣都市との連携により面的、立体的な観光戦略を展開している。
二日目は弘前市
視察のテーマは「市民参加型まちづくり1パーセントシステム」
個人市民税額(約68億円)の1パーセントの予算(23年度当初6000万円、三年目あたりから3000万円)を市民協働の事業費に充て、市民さん自らの提案事業を外部人材による審査会で審査採択の上、補助金を交付するもの。
年平均50余りの提案が採択され、2000万円弱の予算が執行されている。
現市長の選挙公約の一つとしてトップダウンで下りてきた施策である。
本市でも、NPO団体に補助金を毎年10万円を上限として支出している。庁内所属長による審査の上でだが。
一方、弘前市は5人以上の団体であって市内で活動することなど、町会なども手を挙げやすい条件となっているため、本市としても参考にして、より広く参加して貰うなど、取り入れられる所もあるのではないか。
実績報告に基づいて、検証もしっかりと行う仕組みも作られており、市民さんの主体性が担保された事業になっていると感じました。
2016年4月4日 | 活動報告
平成28年3月31日(木)午後1時
長年の課題であった都市計画道路がようやく開通しました。
本都市計画道路は昭和33年3月31日に都市計画決定がなされ、
それから50年余り経過した、平成23年に松原市と羽曳野市で社会資本整備計画を策定した後、国に予算要望を行い、5年の歳月を経てようやく整備されました。
これまで、西大塚の住宅街を羽曳野市に抜ける車両が非常に多く、
またその逆もありますが、今後は新堂南線が中央環状線から東へ延伸し、
整備済みの羽曳野市の東大塚美陵線へ直結したことにより、交通の利便性が増しました。
地域住民の方々は安心安全な生活をようやく得られたことで、非常に喜ばれていることだと思います。
地権者や地域住民のご理解とご協力があってこそ、実現に結び付いたと言えます。
開式後、地域住民の方々が見守られる中、両市議会議員や関係地域代表者の出席のもと、
両市長と両議長の挨拶が順次行われました。
それぞれの市のマスコットキャラクターである「マッキー」と「つぶたん」もお祝いに駆けつけ、テープカットの後、参加した皆さんで中央環状線までの間を歩いて渡りました。
今後は松原市と羽曳野市の風通しの良い、発展した「まちづくり」が期待されます。
また、開通後、便利になったことにより、スピードを上げて車両が通過することが予想される中、くれぐれも事故が発生しないことを祈るばかりです。

2016年3月23日 | 活動報告
本日午前10時より当委員会が再開され、賛成討論が3会派から行われました。
人口ビジョンや総合戦略の策定が必要な事は理解しながらも、市執行部と議会との両輪で進めていく体制が不十分なため、今後については審議会に諮る前に十分時間をとり、共同で進めていくことが求められます。
昨日の答弁においても執行部から今後の進め方について、十分配慮をするとの説明もあり、その点を再度確認した上での意見付き賛成討論の末、全会一致の賛成でビジョンと総合戦略については可決となりました。
明日の本会議で委員長より可決の報告がされます。