活動報告(ささもとゆうじ)

予算特別委員会二日目

9日午前10時より昨日の福祉文教委員会所管の予算に関する質疑の続きが行われました。

中でも学校現場の国際交流に関する新たな取り組みに対する関連質疑が各委員から集中し、予想以上に質疑が長時間に渡りました(;^_^A

 

松原市にある阪南大学と提携を結んでいる海外の28大学中、英語圏に位置する大学のある自治体との国際交流を目指しているとのこと。

現在、台湾台北市文山区とセーフコミュニティに連動して姉妹都市提携を最近結んで交流が始められているが、新たな交流先として今の所、カナダの大学が最有力候補とのことです。

この事業の目的において、子どもの国際感覚を磨き、より松原市に対する郷土愛を育もうとする点は非常に有意義なものとは考えられる一方、新たな財政需要が生まれることが確実とされる中で、現状の脆弱な財政基盤の本市にとって、継続してなんぼのこの事業が果たして今後いつまで継続されるか否か、少々疑問が生じるところです。

所得の格差が昨今叫ばれていますが、子どもの渡航費用については公費負担になると考えるものの、付帯費用が色々と必要とする中で、誰もが手を挙げられるものとは考えにくいところがあります。

海外に行ける子と行けない子、行った子と行ってない子とで差が出てきてしまいます。

参加する機会が平等に与えられる選考はしていると思いますが、前提条件として生活に余裕があるかどうかの時点でふるいにかからないような制度であってほしいと思います。

また、午後からは総務建設委員会所管の予算質疑が行われ、様々な分野から質問がされました。各委員は、現状の課題などから思い思いの提案をされ、それに対する市の姿勢を問われていました。

自分ならこういうところでもう少し突っ込んだ質問をするのにと、少々モヤモヤとした気持ちを抑えながら委員長としての仕事に徹していました。

委員長という立場はあまり出来る機会は少ないですが、色々質疑が出来る委員の方がやりがいがあるのだろうと思うところもありました。

明日は今日の残りの質疑が行われ、その後特別会計や企業会計の質疑に入る予定です。

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