活動報告(ささもとゆうじ)

幹事長会議(コロナ対策)

本日午後1時から公立小中学校体育館への空調設置に関する調査研究の為、近隣では箕面市や泉佐野市に導入実績のある大阪府プロパンガス協会の方にお越しいただき、質疑応答に応えていただきました。

電気や都市ガスのライフラインが途絶えた非常事態では、プロパンガスの優位性が保たれており、国の備蓄でも150日分は確保している。また、7日ほどで復旧し、効果的である。

平時に使用する空調はやはり電気や都市ガスに劣るようだが、体育館ぐらいであると導入経費も抑えられるし、ランニングコストもメリット大きい結果が出ている。

通常の授業の中で体育館を使用する際に冷暖房空調を入れることは想定はしにくかったが、昨今の猛暑が続く中では熱中症対策でそうも言ってられない。

ましてや大きな災害が想定されている現代、いかに避難所の環境を整える必要があるかなど、一昔前では考えられない発想が求められる時代を迎えている。

市としては先ず、教室に空調を整備することを先決としてきたが、次の段階として災害を想定したところにも着手することが一般的な考えとなってきているところに、キリの無さを痛感する次第である。

コロナ対策の国費が今後も手当てされるところであるが、これまでの財政規律が全くもって吹っ飛んでしまっている。この先どうなるのか、一定の良識的な判断にいち早く立ち返らないと、ランニングコストや更新コストまで国は見てくれない。

分かっていながらかけられた梯子を上り、外されることが容易に予想されても、上らずにはいられない今の状況が今後の行財政運営を苦しめることになるのは火を見るより明らかである。

打ってはいけない禁断の麻薬に手を染める状況が国全体、世界全体に広がってしまった。

国費と言っても赤字国債。そのツケは今の子供達に回っていくことを忘れてはいけない。