11月21日(火)午前11時市役所を出発して、某私立中学校に給食視察に会派で伺いました。
残菜が少ない学校とのことで、本市中学校給食の残菜の問題の解決の糸口が掴めないかとの
思いから視察受け入れをお願いしました。
事前に食事が盛られた食器を、自分の空腹度合いや食欲に応じて選択していました。
学年がクラスごとに一斉に「戴きます!」と「ご馳走様!」をするので、
ゆっくりだらだらと食べられない。
おしゃべりしながらの楽しい食事は必要だが、食べることに対しての姿勢は大切です。
給食を提供している会社は本市の給食も手掛けており、私立学校の調理室を借りての
厳しい経営を展開されています。
中学校では先生がいちいち食べたかどうかの確認が小学校ほど行われないことや
好き嫌いが顕著に出てくる年齢だけに、とりわけ栄養を考えて作られている給食については
「残さず食べよう」との考え方を食育の観点からもう少し丁寧に教えるべきかと思います。
小学校では食育を推進しているものの、中学校ではおざなりになっているのではと危惧します。
また、将来成人病に罹患することを防ぐなら、普段から薄味の食事も心掛けなくてはならないだろう。
取りも直さず、各家庭での日頃の食事に対する教育もかなり左右するのではないかと思われます。
生徒が食堂から退出後、残菜の量の少なさを確認し、本市の残菜課題について改めて考える必要性を感じました。