平成29第2回定例会を前に、図書館に関する質問を行う上で分館の現状と今後利用が気になり、
分館を何施設か視察してきました。
午前中の平日ともあり、利用があまりなかったようですが、きちんと整理がなされており、
来館者の人はくつろいで読書ができる環境にはあるかと思いました。
ただ、階段を上って2階にあるところは高齢者や身体障がい者にはしんどい環境にあり、
また、小さな子供さんの読み聞かせのスペースが狭いのとオープンフロアになっているため、静かに読書をしたい人との関係が少し気になりました。
時には小さなお子さんの声も癒しになるのですが・・・。
また、書架どおしのスペースが狭いこと、あるいは机が置かれているものの、
十分な自習スペースが無いことも分館としての広さの面での限界があるように思います。
新町図書館と松原南図書館は耐震性の問題から今では閉鎖となり、現在、子供の学習スペースや
地域のコミュニティ形成の場所として利用されています。
身近な分館図書館から充実した中央図書館へと移行が動き始めている本市としては、
分館の利活用も一体的に考え、地元住民の方々に十分な情報提供とご理解を戴かないといけない、そんな思いをもって施設の人にも色々とお話を伺い、参考にさせていただきました。