令和4年11月8日(火)午後1時半 内閣府にて
内閣府大臣政務官である自見先生にお会いし、昨今の保育現場の声を民間保育園の園長2人と特別支援コーディネーターの4人で届けてまいりました。
約70年もの間、改正されていない保育士の配置基準。
支援が必要な子が増えてきている中で、先生方もこれまで通りの基準では保育現場も限界を感じており、また他業界と比べて見劣りのする処遇では保育士を目指す人が出てきません。
また、幾ら施設を作って待機児童を解消しようとする国を挙げての政策もそこに勤務する保育士が集まらなければ全く意味を成しません。
子ども家庭庁が来年4月からスタートするにあたり、子育て世代に関する政策に最も力を注がれている自見先生になんとか今の現状を変えて頂きたいという保育業界の声が届き、実現へと前進することを期待します。
自見先生はもっと現場から議員を通じて声を上げてほしいとも言われ、まだまだ声が足りていないのも実状なのかと感じました。
やはり収入が伸び悩む中で、少しでも生活が豊かになる選択をするのは当たり前。
しかしながら、質の高い保育・療育を求めている子どもが増えているのとは逆の方向に進んでいる現実が目の前にあります。
最近の保育現場での痛ましいニュースもある中、本来必要なことが受け継がれず、おざなりの保育・療育をしているようではこの先の日本には決して明るい未来は待っていません。