令和6年第3回定例会一般質問

令和6年9月20日(金)
最終質問者として演壇に立ちました。

●今回のテーマ
1.大阪河内長野線南伸について
(1)当該路線整備が周辺地域に与える効果・影響について
2.受動喫煙の防止等について
(1)路上喫煙防止条例制定の意義について

1.大阪河内長野線南伸について
先ず、大阪河内長野線については、昭和33年に都市計画決定された路線です。
計画決定から長い年月が過ぎ、計画内に住まわれているご家庭も今更立ち退きは言われないだろうと思っていたのが正直なところだと思います。

2021年11月17日。セブンパーク天美が進出決定したことによって大阪河内長野線の一部が事業化されました。
地域の活性化や防災機能の向上、道路ネットワークの強化を図るため、令和3年に10年計画で事業化が決まりました。
総体的に考えると地域住民はもとより、そこを利用する他地域からの車両や人の流入も予測されることから大きなメリットがなければならない。
その辺りの確認を市長に行い、事業が円滑に進むよう促進すると答弁を貰いました。
先ずは協議を早く進めるように市に調整役もお願いし、地元の要望が聞けなくなることにならないように注力していかなくてはなりません。
そのことを強く要望しました。

また、この事業で市立天美南小学校の敷地にかかり、運動場の一部とプールが削られます。
そのことによって生じる影響を早い段階から想定し、保護者へ情報を提供し、PTAも巻き込んで不安要素を取り除かなければなりません。
学校プールを今後どうするか・・・
ここについては、以前から築年数が50年近く経つ市内学校プールの老朽化が進んでいる現状から、同じく老朽化している市民プールと一体的に検討し、新しい屋内プール施設として整備し、そこで一年を通して泳力をしっかり付けられるようにするべきと主張をしています。
建替えると2億円を下らないとされている学校プール。それを順次更新していくのか、高い経費を使って修繕していくのか。
教師の働き方改革も考えると早急に検討を進めなければなりません。
教育委員会と市長部局が一緒になって考えるワーキングチームが必要と訴え、太田副市長も前向きに考えるとの答弁を頂きました。
勿論、通学路についても安全対策が進むと期待はしているものの、今からしっかりPTAとも話し合っておき、安心して子ども達が登下校できる環境を整えておかなくてはいけないと訴えました。
以上のことを全体的に聞き入れて貰えた状況でこれに関しての質問を終えました。

2.受動喫煙の防止等について
改正健康増進法が平成30年に施行され、受動喫煙を防止することに配慮する義務が課されました。
松原市には河内松原駅と天美駅にパーテーションに囲まれた喫煙所が存在します。
望まないタバコの煙を吸わされることで迷惑を被る人達の健康と煙火からの身の安全を守らないといけないことから路上での喫煙を禁止するための条例を12月議会で制定を市は考えています。
平成26年と令和4年、以前から吸い殻のポイ捨てが無くならない現状を議会で訴えてきました。
今回の条例制定は望んだことではありますが、喫煙者のことも十分配慮して分煙を徹底するために喫煙所の場所と設置方法を検討するように要望しました。現段階で粗方決まっているような感じですが、その案では私としては納得いくようなものではありません。
審議会も別に設置し、効果を見ながら長期的に条例制定と周知啓発の効果を見ていかなければなりません。
また、指導については関係部署の職員で回るということですが、多忙なで少ない職員が回れるわけがありません。
従って、指導員を雇って二人体制で定期的に回り、禁止区域と分かる路上シートや看板も設置し、広報も十分にすることが何よりも重要であると申し上げました。
条例化することで守られるものではありません。
どれだけ丁寧な周知啓発を行うかが重要です。

そのことを改めて申し上げ、質問提案を終えました。