拝啓 酷暑の候、皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
平素は温かいご支援ご協力に対し、心より感謝申し上げます。
今夏は局地的なゲリラ豪雨が島根県から福岡・大分県、そして日本各地を襲い、
多くの人命やこれまでの積み重ねてきた暮らしを根こそぎ奪う災害が立て続けに発生し、
今現在も台風が日本列島に近づいており、今後の進路が気になるところです。
まずもって、災害に見舞われた方々には心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
記録的な大雨という見出しが連日目に飛び込んでくるにつれ、
下水道が高い割合で普及し、ある程度の雨にも対応が出来ている本市においても
他人ごとではない現実がすぐそこに迫ってきているように感じてなりません。
現在、松原市ではセーフコミュニティ国際認証都市として
市民の安全安心な暮らしを守ることを最優先課題として取り組んでいます。
近い将来高い確率で発生するであろう南海トラフ巨大地震に備え、
消防組織の強化など防災施策に力を注いでいます。
本市はいつ来るか分からない自然災害や日頃の事故や病気などに幅広く責務を果たすと共に、
松原市議会では昨年度、災害対策連絡会を立ち上げ、
議員として出来ることを話し合っています。
地方議員として市民の皆さんと一番近い存在である我々が、
いざという時に一致団結して動くことにより、
一日も早い復興が可能となる、なってほしいと思うからです。
近年、他府県自治体に比べ災害が少ない松原市ではありますが、
想定外のことが現実のものとして発生しています。
日頃からの備えがかけがえのない一命を救います。
自助共助の精神のもとで行動することで、災害を少しでも抑制できることが
他府県で起こった災害の経験からも実証されています。
市民の皆さんには、しっかりとした熱中症対策などでどうかこの酷暑を乗り切られると共に、
安心安全な生活が維持できますように、ご自身の身の回りのことに改めて気を配って
過ごして下さることを心よりお願い申し上げます。 敬具