本日、午後2時より標記協議会が開催され、議会選出委員として出席しました。
令和6年度から始まる松原市第4次障害者計画に基づく、「第7期松原市障害者福祉計画及び第3期松原市障害児福祉計画(素案)」について事務局から説明され、それに対しての質疑が行われました。
私が気になったのは、広く市民を対象に人権講座やイベント等の人権啓発活動をはじめ、教職員に対する人権研修等を積極的に進めたり、小中学校の児童生徒に対しては、出前講座で車椅子の体験学習等を通じて人権感覚を磨くための機会を提供している・・・との説明文がありながら、手帳所持者は障害があるがために差別や偏見を感じることの有無を問う設問で前回と今回を比較した結果では、有りの割合が増えており、所持者以外も障害者に対して差別や偏見が増えていると感じていることに矛盾を感じたところでした。
従って、何故そうなったのか分析が出来ているか質問しました。
事務局の説明では、人権に関する差別や偏見を勉強するほど知識が高まり、それに対する意識が増えた結果だと言うことでした。
と言うことは、知らない人が多いほど差別が無い社会だという結果になるのか。
ならば、知らない方が幸せな社会に近づくのか…
そうではないだろう。
手帳所持者からしても増えていることが説明できるか?
当事者は肌で感じているところなので、純粋に増えていることの原因は他にあるはず。
今後の課題とします。