片山さつき参議院議員を表敬訪問(東京視察陳情第1日目)

令和4年11月7日(月)
国会議事堂に片山先生を訪問しました。
なかなか入れない参議院の棟に入れて頂き、幹事長室でお会いしました。
デジタル田園都市に関する説明をお聴きし、分単位で来られる訪問者に対応されている忙しい中、時間を割いていただきました。

太田房江経済産業副大臣室での陳情(東京視察陳情第1日目)

令和4年11月7日(月)
昼食勉強会後、経済産業省へ移動し、副大臣室で陳情を行いました。
内容については総務省マターでありましたが、大阪の実情をよく知って頂いている太田副大臣に改めて説明をし、受け取って頂きました。
今後の働きかけに期待いたします。

太田房江参議院議員の昼食勉強会に参加(東京視察陳情第1日目)

令和4年11月7日(月)午後0時~1時 第一ホテル東京

太田房江参議院議員の昼食勉強会に参加しました。
「今後の日本のエネルギー戦略~カーボンニュートラルの実現とエネルギー安全保障の強化に向けて~」と題して一般社団法人日本エネルギー経済研究会理事長 寺澤達也氏の講演を聴きました。

以前は日本は省エネ大国であったが、最近はそうでなくなってきている。
効率化が進んでいない。
窓の断熱基準を義務化しなければならない。
太陽光発電は技術が進歩し、半分ぐらいのコストになったがもう頭打ちに来ている。
風力はやりづらく、近海が深い。浮かべているが台風があるため適した状態とも言えない。
原子力エネルギーも進めるべきだが、十分に稼働していない。稼動期間の延長が出来ればより実現性が近づく。
水素は運搬が難しいがアンモニアはしやすい。
アンモニアを混ぜて、若い火力発電所を使いながらCO2を抑えるやり方が考えられる。
今後は水素の導入に民間がどう投資できるかがカギ。
日本は進んでいたが、外国に抜かれてしまった。

日本は気候変動の為に自分の生活を変えるのに消極的である。
諸外国と比べてかなり意識が低く、44%の人が消極的な回答をしている。

これからはスピードと規模が非常に重要。
民間投資と官民連携がとても大事。
そこに財政支出が必要となる。
技術開発や実証実験を繰り返し、そこに民間資金が必要となるが、回収できる仕組みが無いと投資に繋がらない。

原子力の安全性必要性を政治的に国民に説明をしなければならない。
そういった時期に来ている。
しかし、原子力に関わる人材が世界的に減ってきているが、まだ日本は海外に比べている方だ。

最後にまとめとして、
・1973年の第一次オイルショック以来のエネルギー分野の地殻変動
・カーボンニュートラル、エネルギーセキュリティ、エネルギーコスト抑制の同時達成にチャレンジ
・二酸化炭素排出の多い製造業の比重が高い中、再エネ資源に恵まれず、周辺諸国ともつながっていない日本にとっては厳しいチャレンジ
・エネルギーシステム、産業構造、国民生活も大変革は必要
・安易な対応では限界。難しい課題に国民も産業も正面から立ち向かうことが必須
・かつてオイルショックと言う危機を乗り越え、日本の産業は世界に飛躍。
・今後少なくとも2050年まで世界が直面し続ける困難なチャレンジを日本が乗り越え、世界の産業をリードできるか同課が問われている。
・非電力分野の脱炭素化を中心に日本の産業には世界をリードする大きな潜在的チャンス

以上のようなエネルギーの現状についてお話を伺い、カーボンニュートラルの実現に向け、日本は思い切った財政支出と民間投資を刺激することをスピード感をもってやっていかないと2050年までに到底間に合わないのではないかと考えさせられました。

個人質問を行いました

令和4年10月7日(金)午前11時より私の出番が回ってきました(^^)

今回の質問は以下のとおり
1.環境行政について
 1.高齢社会における持続可能なごみ収集体制について・・・①
 2.人と猫が共生する社会の実現に向けた公的資金についての請願書が採択された後のこれまでの市の対応について・・・②
2.防災行政について
 1.避難所運営マニュアル策定の進捗状況及び災害用トイレの確保・管理に関する市の現状と考え方について・・・③

先ずは①についてから
支援者の方からの一本の電話を基に令和2年9月の総務建設委員会協議会一般質問で戸別収集の拡充をお願いしました。
高齢化の進展によって、ステーションまでゴミを持っていけない家庭が増えてきています。
核家族化が拍車をかけており、高齢者のみの世帯は日常の生活で必ず出てしまうゴミ出しに苦労をしています。
松原市では以前より、ゴミ出し支援の一環として「ふれあい収集」を行っています。
介護サービスを受けている家庭については、ステーション収集の地域であっても、来てくれているホームヘルパーさんが家の前のゴミ箱に入れておけば戸別に収集をしてくれています。
そこで、それからも拡充をお願いしつつ、直近では177件まで増えています。
ただし、なかなか大変さが目に見えないご家庭もあり、手を差し伸べなければならない所はこれだけでは済まないはずです。
順番に行うステーションの掃除から抜けることの後ろめたさから、戸別に来てほしいという声が上げにくいという事実もあります。
しかし、松原市ではまだまだ個別に入れない家庭が多く、2,000か所ある内の750か所が狭隘道路ゆえに2tパッカー車で入れない地域です。
その750か所の内、軽ダンプ車でも入れない所が400か所。
残りは軽ダンプで入っていけるかって感じですが、そこを先に戸別収集化するにしても人も車も十分でないのが現状。
先述の委員会一般質問を契機として、出来るだけ戸別収集で回るところを増やしてもらっているものの、軽ダンプ車で回ることの非効率さが障害となって遅々として進みません。
パッカー車で収取できる量の5分の1程度。裏返して言えば、焼却場と5回往復しないといけない。
かなり非効率である。
しかし、非効率だからと放置しておいて良い訳もなく、国が特別交付税においてゴミ出し支援に係った経費の半分を持ってくれているところを十分に活用して貰いたい。
現在、松原市では可燃ごみの収集を8割民間に委託しています。
2割は市が直営で回っているが、ここの効率的な地域を民間委託し、行政は非効率な地域の行政サービスの低下を招かぬ努力をしなければならない。
令和4年度では戸別収集をこれまでに211か所増やせたと聞いている。
それはあくまでもパッカー車で取りに行き、職員が走って家の前まで取りに行く方法です。
こういうことがいつまで現体制で出来るのか。
約20年間正規職員の採用が途絶えており、平均年齢も50数歳となった現状を変える為、何年もかけて事業継承、技術継承できる体制を整え、持続可能な収集体制を計画性をもって整えなければならない。
ゴミの収集は生活に直結した住民サービスです。
もう待ったなしのところまで来ています。

②について
令和3年9月議会の総務建設委員会にて採択された請願の案件を再度取り上げました。
これまで人知れずボランティアさんがTNR(捕獲・不妊去勢手術・元居た場所に戻す)や地域猫活動といった野良猫を減らす活動を行っておられますが、時として野良猫嫌いな地域住民から攻撃を受け、無責任なエサやりと勘違いもされて警察を呼ばれるなど、社会的な資格もない中で動物愛護の観点や動物虐待を防ごうと懸命に活動されています。
自分の収入をつぎ込み、手術代、エサ台をねん出される一方、無責任なエサやりと同一視され心が折れかけているケースは松原市以外でもたくさんおられることと思います。
そんな真っ当な活動をされている方々に少しでも力になろうというのがそもそものきっかけで、これまで市も出来る範囲での力を発揮してい売れてきましたが、ボランティアさんの想いと上手くかみ合ってきていない現状を鑑み、動物愛護管理行政を担う大阪府がもっと入り込まないとことが前に進まないと感じ、質問提案要望を行いました。

地元の地域猫活動を行っている町会の餌に係る費用が町会の会計を圧迫することから、連合会で議題にかけ、連合会の経費から落とすことに了承を得られましたが、今後増えてくることに対しての懸念が逆に増し、行政として手当てするべきでは?という声も上がっています。
実際、地域猫活動をするにしても資金がなければ進まない。その現状を肌で感じ、資金の手当てを市にお願いしましたが、永年的に支出するのは無理だから、町会の資金集めに協力する仕組みを考えるといった答弁。これは全国的にも無い制度だから仕方のないことですが、ふるさと納税を活用することは可能であるのに、そこには一歩進もうとしません。他の事業に影響があるからでしょうね。
住民同士のトラブルに野良猫が介在してしまっている現状の改善になかなか進展が見られないことに、先述しました府の職員の必要性を訴えたわけです。
羽曳野市にアニマルハーモニーという名称の施設があります。
議会でも視察し、個人的にも行きました。
アニマルハーモニーは保護された動物が連れてこられ、里親探しをし、また、殺処分ゼロの方針のもとに飼い主からの安易な引き取りも断っています。どうしても飼い主を探せない、病気を持っているような犬猫は残念ながら殺処分されるようですが、遺棄された動物が引き取り手に困り、特に野良猫が地域にあふれることの問題も一方で生じています。
最近では公益財団法人「どうぶつ基金」に、全国から集まった寄付金を原資として手術代を出してもらっているおかげでTNRが進み、野良猫が生まれることを抑制できてはいますが、なかなか追っつかない状況です。
高齢化や不適切な飼い方が進むことによっての多頭飼育崩壊から地域へのふん尿被害や様々な迷惑が及び地域で問題になっているケースが後を絶ちません。これは福祉へと迅速につながないといけない問題も絡んでおり、そういった家庭ほど孤立化してしまっています。
誰にも助けを求められない、誰も手を指し延べない環境が余計に問題を見えにくくしてしまっています。
だからこそ、事が大きくなる前に専任職員を置いて実態調査をする必要があり、ゆえに府から職員の派遣を要請しています。
3週間前にアニマルハーモニーにメールで問い合わせしましたが、いまだに返事がありません。
人がいない、では済まないのです。その付けがボランティアさんや住民に回っている事実をもっと大阪府は知らないといけません。
「指導や啓発が我々の仕事です」と言いますが、出来てないからこんなことが起こっています。
もっと現場に来て現状を知り、計画性を持った効果的な指導啓発を心から望みます。

③については、
本市では市の主導の下、各小中学校区において各種団体がネットワークを結び、避難所運営マニュアル作成に努めています。
私もNPO法人松原防災士会のメンバーとして参画していますが、これはあくまでも開設して運営へとつなげていく段階のマニュアルであり、運営していくにあたっては実際起こってみないと分からないことが多いのも事実です。
その中で、昨年「NPO法人日本トイレ研究所」の「災害時のトイレ衛生管理講習(基礎編・計画編)」を受けた立場から、やはりトイレの衛生管理と十分な災害用トイレの備蓄について質問しました。あまり皆さんが触れない、触れたくない分野の話ですが、排せつは生きている以上必ずしなくてはいけません。しかも、それは衛生的なトイレがあってのこと。
災害に見舞われ、食べるものも十分でないながらも排せつは必ず来ます。しかし、不衛生だとトイレに行きたくならないように飲食を控えます。それが災害関連死につながるとこれまでの震災での経験からそのメカニズムが十分に解明されてはきました。
しかし、トイレの備蓄には光が当たりますが、誰が衛生状態を保つのかの話には発展しません。
誰かがやってくれる、汚れることは無い、普段通りに水は流れるという神話を信じているのだと思います。
内閣府がへ市営28年に出した「避難所におけるトイレの確保・管理計画」とうものがあります。
事前にどれくらいの携帯トイレや簡易トイレ、マンホールトイレの準備が必要か。あるいは衛生状態を保つにはどうすれば良いか。また、災害トイレが整備されるまでの期間が示され、仮設トイレが届くまでの日数やそれまで簡易トイレでしのがなくてはいけないことなどが記載されています。その準備の数など。
行き当たりばったりの備蓄ではなく、これまでの大災害時の経験に基づいた観点からトイレの確保管理については考えるべきで、それを本市でも作成することを求めました。ひき続き市の対応を見守っていきます。

松原市議会議員として3期目がスタートしました

9月13日(火)
皆様のご支援によって3期目のスタート切ることが出来ました。
改めて心より感謝御礼申し上げます。

実は13日は任期初日であり、議員総会がある大切な日・・・
ところが濃厚接触者になってしまい欠席。
役選が行われる16日の臨時会も5日間の縛りで出席できずと言った予想外の出だしとなりました。
すっかり調子が狂ってしまい、その当時からのHPの記事のアップが出来ておりませんでしたが、昨日の議会開会の内容を含めて報告したいと思います。


●16日(金)第1回臨時会
議長       森田 夏江氏(会派名 日本共産党)
副議長      中田 靖人氏(会派名 自由民主党)
監査委員     鍋谷 悟氏(会派名 大阪維新の会)
議会運営委員長  池内 秀仁氏(会派名 自由民主党)
議会運営副委員長 河内 徹氏(会派名 公明党)
その他常任委員会・協議会等各担当が決まりました。

◆提出された議案一覧
報告第10号 令和4年松原市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて
議案第42号 令和4年松原市一般会計補正予算(第5号)

※内容
・報告第10号 簡易陰圧装置設置支援事業 高齢者施設におけるコロナ感染対策の機器設置の全額大阪府補助の補正
・議案第42号 新型コロナウイルスワクチン接種事業 オミクロン株対応ワクチンの接種に係る補正

➡どちらも承認・可決されました。


●28日(水)第3回定例会開会

◆提出された議案一覧
議案第44号 令和4年松原市一般会計補正予算(第6号)
議案第45号     〃  国民健康保険特別会補正予算(第2号)
議案第46号     〃  介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第47号     〃  後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第48号 松原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第49号 松原市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第50号 松原市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部を改正する等の条例制定について
議案第51号 松原市職員の高齢者部分休業に関する条例制定について
議案第52号 松原市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第53号 松原市南部大阪都市計画岡1丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例制定について
議案第54号 財産取得について(若林地区雨水対策事業用地)
議案第55号 令和3年度松原市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
認定第1号  令和3年度松原市水道事業会計決算認定について
認定第2号  令和3年度松原市下水道事業会計決算認定について
認定第3号  令和3年度松原市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第4号  令和3年度松原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号  令和3年度松原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号  令和3年度松原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号  令和3年度丹南財産区特別会計歳入歳出決算認定について
認定第8号  令和3年度若林財産区特別会計歳入歳出決算認定について
認定第9号  令和3年度岡財産区特別会計歳入歳出決算認定について
認定第10号 令和3年度大堀財産区特別会計歳入歳出決算認定について
認定第11号 令和3年度小川財産区特別会計歳入歳出決算認定について
認定第12号 令和3年度一津屋財産区特別会計歳入歳出決算認定について
認定第13号 令和3年度別所財産区特別会計歳入歳出決算認定について
認定第14号 令和3年度田井城財産区特別会計歳入歳出決算認定について

ピンク色の議案については先議案件で初日で委員会付託され、審議された結果可決となりました。
※認定第1号から第14号までは決算特別委員会にて集中的に審議されます。
その中でも44号議案では、スケートボードパークを核としたまちづくり事業について総務建設委員会において質問しました。
◆質問事項
・スケジュールについて
・予算要求編成が今後の2年間とのスケジュールとマッチングするのかについて
・今後の想定予算について
・委託事業ではあるものの次年度予算を要求する上で、実績報告をしてもらわないと審議が出来ないのでそのあたりの議会に対する説明がされるのか
他の3人も質問しましたが、採決された結果、委員会では可決となり、再開された本会議でも可決となりました。
他の議案も同様に可決となりました。

次は5日(水)から個人質問が始まります。私は7日(金)の2番目に質問の予定です。