2018年12月7日 | 活動報告
本日5番目として個人質問を行いました。

〇質問通告
❶学校教育について
①平成30年度全国学力学習状況調査の結果をどの様にとらえているか
年々、全国平均や府平均に近づきつつあるとされる学力テスト。
しかしながら、目標を達成できなかった今回のテストの結果を厳しく受け止めているとの
教育長の答弁。
教師の分析からすると、あと1問の正答だそうです。
それを聴き、もう一歩という感じも受けるが、平均までまだまだ遠いような気もします。
教育振興基本計画(前期計画H28~30)では最終年度に府平均を上回るとの目標を
立てましたが、残念ながら小学校の算数A問題のみが上回り、応用問題が追い付いていない。
目標達成の為にこれから何が必要か。学習支援だけでなく生活支援も必要ではないか。
子ども達の運動面・体力面の評価は、持久力を図る種目に課題が残ります。
その持久力を向上させることが、忍耐が必要な学力向上につながるのではないかと質問し、
これからの研究をお願いしました。
全国平均・府平均を継続して上回ることが真の意味での学力向上が定着した証と考えますが、
やはり、住み続ける、住んでみたい候補地に選ばれるには学力の保証は必須です。
是非ともその底上げを行い、子ども達の可能性を広げてもらいたいと訴えました。
❷安心安全について
①セーフコミュニティ再認証取得について
平成23年から足掛け8年。平成25年度での初認証取得から5年が経過し、再認証を取得しました。
国内では8番目の認証も、既に16団体がSC(セーフコミュニティ)活動を展開しています。
先進市である亀岡市では10年目を迎え、現在4つの課題に直面しています。
1)認知度が上がりながらも関心度が下がっている。
2)担当職員の異動や高齢化による関係団体との関わりの問題
3)団体が行っている活動の市民への広がりの鈍さ
4)経済効果の「見える化」をどう捉えるか
これらの件について、本市ではどう捉え、克服していくか・・・。
事業の継続が少子高齢化という壁に遮られ、今後いかに人財を育て、巻き込んでいくかが、
最も大きな課題であると訴えました。多額の税金が投入されている以上は「見える化」も大切。
今後、協働のまちづくりの一助となる本活動が継続して成功するか否かの鍵は市役所の体制にもかかっています。
病気休暇、特にメンタル不調で休む職員が続出することを防がないと推進力がおちてしまう。
そのことを非常に懸念しています。
心と身体の病気の予防・・・
その活動が本市に限らず、日本国内の共通の課題とも言えるでしょう。
❸安全対策について
①堺港大堀線道路整備の安全対策について
昭和33年に都市計画決定を受けた堺港大堀線。
非常に長い年月を経て、ようやく今年11月4日、近鉄南大阪線をまたぐ跨線橋の上で開通式を行った。開かずの踏切を渡らなくてよくなった分の利便性の向上が半端ではなく、これまでの交通事情が変わることで、交通量も増加している。
近隣住民としては、南北の生活道路が遮断される箇所もあり、歩行者は不便さを感じている。
それを証明するように、車道を横断しようとした高齢者が事故に遭い、命が奪われた。
側道の完成を来夏に控えるこの時点であるからこそ、大阪府や府警としっかりと協議して、安全対策を万全に行うように市に要望しました。
2018年11月30日 | 活動報告
本日10時より、第4回定例会が開会されました。
・提出議案
第62号 平成30年度松原市一般会計補正予算(第3号)
第63号 松原市の長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について
第64号 松原市図書館条例の一部を改正する条例制定について
第65号 松原市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について
第66号 松原市民体育館等に係る指定管理者の指定について
第67号 松原市少年自然の家に係る指定管理者の指定について
第68号 田井城今池総合駐車場に係る指定管理者の指定について
これら議案については、本会議場にて議案質疑があり、細かくは後日各常任委員会に付託され、
議案質疑が行われ、委員会での採決が行われます。最終日には本会議場にて採決が図られます。
・議会日程
12月7日・10日・11日:個人質問
12月13日:福祉文教委員会
12月14日:総務建設委員会
12月17日:委員会予備日
12月19日:議会最終日
2018年10月19日 | 活動報告
10月19日(金)午前10時から総務建設委員会が開会されました。

議案説明の後質疑が行われ、議案第54号松原市下水道事業特別会計補正予算の内容について質問をしました。
借換債とは計画的に借り換えるべきものであり、本来当初予算で計上すべきところ。
なぜ、補正予算なのか・・・
10年前に公的資金補償金免除繰上償還制度に則って、高金利で借りた市債を低金利の民間資金に借りかえることが認められた制度です。
詳しく言いますと、公的資金補償金免除繰上償還とは、地方公共団体が過去に借り入れた高金利(5%以上)の公的資金(旧資金運用部資金・旧簡易生命保険資金・旧公営企業金融公庫資金)を、補償金を支払わずに繰上償還できる国の制度で、19年度に21年度までの臨時特例措置として設けられたもの。21年度までの3年間で全国総額5兆円規模の繰上償還が実施された。。
今回該当する、下水道事業債はその借り換え後。残り15年の年次計画で償還計画がそもそも決まっていたもの。
縁故資金(民間資金)であれば、10年を超える場合はそこを起点に残期間の返済条件について金融機関と調整して行われる。当時2.2%で借り換えた市債を今回の働きかけで1.0%ぐらいで借り換えられる予定とのこと。金融機関の了承が無ければ無理な話だが、今回は市からの働きかけで金融機関が承諾し、市は完済までに150万円ほどの利息が助かり、貴重な税金からの支出が抑えられた。
借り換えるタイミングとしてはギリギリのところだったが、このような下水道事業債は他にはないとのことです。イレギュラーで10年前に借り換えたことが原因で見落とされかけたが、市民の貴重な税金が守られたことは大きい。
2018年10月17日 | 活動報告
10月4日(木)から第3回定例会が開催されています。
15日(月)から3日間、15人の議員が個人質問に立ち、私は16日の3番目で演壇に立ちました。

◆質問通告内容
1.防災対策について 1.台風21号並びに台風24号に対する市の災害対応について
2.公共施設の管理について 1.市の公共施設の管理体制と今後の施設管理の在り方について
3.児童虐待について 1.市の現状と課題、並びに虐待防止の今後の施策について
質問用紙については以下をご参考ください。
1.防災対策について
台風21号による台風災害が多くの市民が今まで経験したこともないほどで、想像以上の被害の大きさに途方に暮れる住民の姿を多く目にしました。
質問時間の関係上、あるいは他の議員の質問が防災関係に集中したこともあり、罹災証明、被災証明の申請件数や災害ゴミの量や処分費用並びに予算のことについて質疑し、防災士をこの防災意識が高まっている時期に本市のどこかの会場で一気に増やしておき、これからの防災対策やまちづくりに役立つ人材の育成に取り組むことが先決であると訴えました。
防災士が、これからの自主防災組織の中枢を担い、各地域の地区防災計画を策定することで自助・共助の強化が図れると思います。
2.公共施設の管理について
今年の3月9日に恵我幼稚園の園舎の老朽化が進んでいたため、天井部材が夜中に落下し、園舎が使用出来なくなったことで、現在、三宅幼稚園との合同保育がされています。保護者の皆さんや子ども達が困惑する中で、市も出来る限りの対応をしているようですが、これはそもそも防げた事故であると思います。
これまで各施設担当者が維持管理にあたっているところが現状ですが、この度の一件では、園長が専門的な知識を持ち合わせるはずもなく、上司にも話をあげていたものの、受けた方も事の重大性が共有出来てなかったことから発生したものと考えられます。これからの施設管理をするにあたっては、現状、施設類型(道路、学校等)ごとに各部局において管理され、必ずしも公共施設等の管理に関する情報が全庁的に共有されていないことに鑑み、総合的かつ計画的に管理することができるよう、全庁的な取組体制について記載すること。なお、情報の洗い出しの段階から、全庁的な体制を構築し、公共施設等の情報を管理・集約する部署を定めるなどして取り組むことが望ましいこと。(国の指針)
また、市の総合管理には、今後の公共施設等のあり方に関する方針は、アセットマネジメント((注釈)公共施設等を一元的に把握して、将来の費用負担を推計し、その上で、老朽化した施設の統廃合や余剰施設の複合的な活用を行い、一定の行政サービスを維持しつつ、長期的な財政支出の削減を図る取り組み)の考え方をもとに資産の長寿命化と施設保有量の最適化を念頭に置くことを基本とします、とあります。
予防保全の考え方で維持管理について積極的な姿勢で臨むことが、返って余計な支出を生み出さなくて済みます。職員の負担軽減や維持管理の質の向上も期待できるとのことで、兵庫県明石市で取り組んでいる内容も問合せしました。まだ、始めたばかりで目に見えた効果はないが、まとめて維持補修することによる財政的果はあり、職員の負担軽減や本来業務に専念できることも期待できることだと思います。人の寿命を伸ばすのと同じように、施設の寿命を伸ばすにはしっかりとした診断が必要です。それが出来ていないのに個別施設計画の策定は無理でしょう。
今こそ、民間委託を行い、安全性の向上、コスト削減、維持管理の質の保証が必要です。
3.児童虐待について
児童虐待が全国的に右肩上がりで増えている報道が近年なされており、胸が苦しくなるようなケースが後を絶ちません。
(参考)
平成29年度 児童相談所の対応件数 133,778件で平成11年度に比べて約1.5倍
心理的虐待が54.0%と最も多く、次いで身体的虐待が24.8%
平成28年度 市町村の対応件数 100,147件
身体的虐待が37.4%、身体的虐待が28.3%
ともに実母からの虐待割合が一番で次いで実父となっている状況
本市における件数(福祉行政報告例より)
平成27年度は、合計398件の内、心理的虐待が148件の37.2%、
身体的虐待が57件の14.3%、です。
平成28年度は、合計532件の内、心理的虐待が214件の40.2%、
身体的虐待が89件の16.7%です。
平成29年度は、合計560件の内、心理的虐待が238件の42.5%、
身体的虐待が94件の16.8%となっています。
また、主な虐待者としては、実母からの虐待割合が一番多い
昨今、多発している虐待事案の中でも、特に今年3月に東京都目黒区で起きた父親による5歳の女児の虐待死に衝撃を受け、児童虐待に対する国民の関心が一気に高まり、増加する虐待事案に対応するため、今後の方向性について、関係府省庁と共有し、政府一体となって児童虐待防止対策に取り組むため、去る6月15日に「児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議」が開催されました。この会議において、子どもの命を守ることを何より第一に据え、全ての行政機関が、あらゆる手段を尽くすよう、緊急に対策を講じることとされたことを受けて、7月20日には「児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策」が取りまとめられました。
急速に進む少子化に反して、虐待件数が増加傾向にあることから、子育てに対して不安や負担に感じている家庭の割合が間違いなく増えていると思いますが、本市においても同様の傾向があると想定されます。これ以上悲しい事件を増やさない為には、予防や早期発見、早期支援の施策が今後強く求められるところであります。
今後、本市では子育て世代包括支援センター(ネウボラ)が来年度春に設置され、それを包含する形で子ども家庭総合支援拠点も時期は未定ながらも設置される予定です。子育てに悩むお母さんの強い味方になれるような存在になってくれることを切に願います。
2018年9月20日 | 活動報告
本日から明日までの日程で臨時会が開催されています。
本日は正副議長、そして議会選出監査を決定し、議会運営委員会は幹事長から選ばれ、常任委員会メンバーを決定したのち、各委員会や協議会のメンバーをドント方式で決めていきます。
まず、議長には、三重松清子議員(公明党)、副議長には、野口真知子議員(日本共産党)が各選挙によって選出、監査には、紀田崇議員(自由民主党)が選任されました。
議会運営委員会には、幹事長として池内秀仁議員(自由民主党)、河内徹議員(公明党)、森田夏江議員(日本共産党)、平野良子議員(大阪維新の会)、山本真吾議員(まつばら未来)が、そこに正副議長が加わり構成されます。
福祉文教委員会、総務建設委員会の二つに議長以外の議員が委員として振り分けられ、それぞれの正副委員長が決められます。
その他、農業委員等各委員会や協議会の委員が、各会派の人数によってドント方式で割り振り人数が決められ、各議員の希望によって構成されていきます。
詳細については、広報まつばらの11月号に掲載予定です。
2018年7月16日 | 活動報告
平成30年7月15日(土)午前10時より子ども議会が開会されました。
市内公立小中学校から各1名ずつ代表で子ども議員として演壇に立ちました。
議長役として二人が議長席に交代で座るので、質問に立つのは20人。
今年から、自席からではなく演壇に立つことを前回の予算委員会で提案したことを聞き入れていただき、保護者や関係者は子どもの写真を正面から撮りやすくなったのでとても良かったのではないでしょうか(^^♪
子ども達の緊張感が伝わってきましたが、みんなとても落ち着いて演壇に立てたのではと思います。
以下、各子ども議員からの質問内容を箇条書きに記します。
①松原小学校 Aさん 自転車指導帯について
歩道が自転車で危険、指導帯をあまり使用していないことから広げる工夫、また事故が減少しているのか
②松原北小学校 Bさん 町内掲示板の活用(高齢者の福祉)
誰でもいつでも見られる情報源としてより充実した町内掲示板にしてほしい
③天美小学校 Cさん ごみ箱の設置について
たばこの吸い殻が多く、特に公園に落ちていることから小さな子供が口にすることが心配
ごみを持ち帰ることが必要だが、ゴミ箱を設置してほしい
きれいなまちづくり条例があるが、公園におけるゴミ箱の設置状況やきれいなまちづくりにどういった取り組みがなされているか
④布忍小学校 Dさん 安心安全な松原市について
ISS(インターナショナルセーフスクール)が認証された
子どもの安心安全にどのようなことをしているのか、どのようにしようとしているのか
また、カーブミラーの設置について
⑤恵我小学校 Eさん 歩道の設置
道路が危険で歩道が無いので何度か驚いたが、怪我をした人がいるかもしれない
どのような取り組みを市としてしているのか
⑥三宅小学校 Fさん 各公園に見張ってくれる人を
子どもが遊ぶ時間だけでも見守ってくれると安心なので、公園を地域の方に見守ってもらえないか
⑦天美南小学校 Gさん 公園のきまりの決め方
ボール遊びが出来る公園が増えると小さな子供たちは危ないので分けられたらよい
どのような決まりがあるのか、また、どのような視点に立って決まりを決めているのか
⑧天美西小学校 Hさん ボランティア活動
人が生活していくには、人のつながりが大切だと思うが、ボランティアが地域のつながりを深めると考える 市では人のつながりのためにどのようなことをしているか
⑨松原西小学校 Iさん 309号線の車道と歩道の間にガードレールを
国道309号線にガードレールが欲しい
⑩中央小学校 Jさん 障害のある人も安心に過ごせる公園
公園で遊んでいる人のマナーが悪い 障害者や高齢者にやさしい、また、安心安全に遊べるためのルール作りをしているか
⑪天美北小学校 Kさん ボール遊びができる広い公園について
ボール遊びが出来る公園を学校区毎に設置できないか
⑫松原東小学校 Lさん 雨でも遊べる公共施設
雨天でも遊ぶことが出来る施設を作ってほしい
⑬河合小学校 Mさん 松原市の防災について
学校や公民館以外に避難できる場所はあるか
⑭恵我南小学校 Nさん ISSの取り組み紹介とセーフコミュニティについて
身体や心の安心安全についての市の対策は?
⑮松原中学校 Oさん 松原活性化方法(まつばらブランドなど)
地域活性化について
各イベントではフランプールやAYAちゃんが活動している
観光客等が増えるとお金が落ちる
ボランティア活動、ギネスに挑戦など市として背中を押してくれるのか
⑯松原第3中学校 Pさん 事故を減らす対策
交通マナーの安全対策について
交通事故を減らす対策、マナー向上のための対策でどのようなことをしているのか
⑰松原第4中学校 Qさん ISSの取り組みと市全体の取り組みについて
ISSと市全体の安心安全に対する取り組みについて
⑱松原第5中学校 Rさん 安全な登下校(不審者体験から)
安全な登下校
つきまとわれて怖い思いをしたことがあるが、小中学生が安全に登下校できるためにどのようなことをしているか、また計画があるか
⑲松原第6中学校 Sさん 校区の歩道の整備について
丹南では未舗装で狭い道が多い
⑳松原第7中学校 Tさん ながらスマホへの対策
ながらスマホが増えているが啓発をどうしていくか