2020年1月28日 | 活動報告
福岡県北九州市 子ども・若者応援センター(ウェル戸畑2階)視察
於:「YELL」
出席者:中尾委員長・河本副委員長・森田・福嶋・依田・鍋谷・田中・中田・篠本
担当部長:坂野・中瀬
事務局:辻田主幹・水谷
四大工業地帯のひとつに位置する北九州市を訪れた。
1963年2月10日に門司市、小倉市、戸畑市、八幡市及び若松市が合併し、政令指定都市となった。人口は約94万人。43万を超える世帯が存在する。
本日は、特に若者の引きこもり対策をしている担当部署を視察させていただき、若年層の生き辛さをどう改善に導いていくかを学ばせて貰いました。
様々な要因により引きこもるようになった若者を支えていくためには一つの機関だけでは機能せず、多くの関係機関につなぎ支援していく体制がしっかりと整っている印象を受けた。
その相談窓口として「YELL(エール)」があり、ひきこもり、不安定な雇用形態、多重債務、未婚化・晩婚化など将来を見通せない不安の中で、社会生活を営む上での「困難」を抱えている子どもや若者を総合的にサポートあるいはコーディネートしている。
もともと国の施策が進む前に当市の担当者が熱心なことからスムーズに事業が展開したという。支援する地域協議会が設置され、横の連携を取られていることで組織だった活動が展開されていることが若者たちからすると心強いのではないだろうか。
印象的なのは、他機関との連携(リファー)である。
一つの機関だけではどうにもならないケースが存在し、YELLだけでは全ての若者に対応するのは困難であるとのこと。あくまでも支援機関の一つとしてYELLがあり、つながりを持ったリレー型伴走支援が北九州モデルとなっている。
説明の中で特に心に響いたのが、「支援を受けた若者が、支援をする立場に立っている」ということ。
何もできないと思っていても、何かできることによって、大きな自信を得て、社会に溶け込んでいく。現代の生きづらい若者にとってとても必要なサイクルだと感じた。
本市でも現状の施設や機能をもう一度見直し、有効性のある引きこもり対策と出来る限りの実情把握に努めるべきかと思う。
2020年1月27日 | 活動報告
福岡県福岡市 発達障がい者支援センター(ゆうゆうセンター)視察
於:福岡市役所
出席者:中尾委員長・河本副委員長・森田・福嶋・依田・鍋谷・田中・中田・篠本
担当部長:坂野・中瀬
事務局:辻田主幹・水谷
人口160万人を目前に控えた政令指定都市・福岡市を訪れました。
全国が人口減少で悩んでいる中で、毎年約1万人ずつ人口が増える魅力あふれる都市である。
予てから発達障害に関しては関心があり、参加させて頂いたところであるが、政令指定都市ならではの機能を我が市では持ち得るはずもなく、参考になるようでならない。
発達障害児・者の現状を学べた点は良かったが、市として施設が持てない為に、その中の一部の機能を活性化させることしかできない。
他の都道府県や政令指定都市が設置する他の94のセンターとの違いや福岡市のセンターの特徴をお聞きしたが、福岡市はコンパクトなので効率は良いが、県が管理している施設だと移動に時間がかかって効率が悪いとのことで、他府県他市のセンターの特徴は聞けなかった。
また、放課後デイサービスと学校の連携がうまくいっているかを聴いたところ、放デイの職員が学校側へ寄り添い、学校側も受け入れており連携が取れている様子で理想的である。
本市ではまだまだ連携が取れていないように思えるのでその点については参考にして、取り入れるべく行動したい。
各関係機関との連携がうまく機能していることが特徴的であったが、相談内容や対象者も変化してきており、また多様化している様子なので、それに対応する側も大変な仕事であると実感した。
2020年1月1日 | 活動報告, 活動報告チラシ
2020活動報告チラシ(新春号)
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和になって初めての元旦を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
平成から令和に時代がまた大きく動きました。
昨年を振り返りますと様々な事故や事件、大きな災害が連日のように報道されるたびに日本の行く末を案じるのは私だけではないと思います。
その中でも日本のスポーツ界は新星が次々と誕生し、彼らの活躍に夢と希望を抱かずにはおれません。
得てして暗くなりがちな時代にあって、前を向いて進む原動力が、今の日本のスポーツ界の大きな役割だと実感する今日この頃です。
「ONE TIME」
昨年は日本中がラグビーワールドカップに熱狂しました。
災害で苦しんでいる人々の心の支えにもなったことだと思います。
ぶつかりながら果敢に前進する姿を見て、どれほど勇気づけられたことでしょう!
何事にもトライする精神を大切にして、人口減少・少子高齢化の問題に取り組んでいかなくてはなりません。
どうぞ皆さんのご協力のもと、松原市発展向け尽力してまりたいと存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。