2022年11月14日 | 活動報告

令和4年11月14日(月)午後2時30分
あぐりの丘に建設された「あぐりドーム」を訪れました。
この施設一体は以前はあぐりの丘として市が民間委託をして運営していた施設であったが、民間会社が撤退して、しばらくは市の職員で経営していたが、子育て世代のニーズ調査において、子どもの遊び場が欲しい、特に、雨の日や暑い日、寒い日など、天候に左右されない屋内の子どもの遊び場を求める声が多い状況であったことから、全天候型子ども遊戯施設を整備することになったとのこと。また、建設場所については広大な敷地と広い駐車場があり、まちなかでは体験しにくい自然や動物とのふれあいなどができ、屋外遊具エリアを中心に、子ども連れの来園者が多い、「あぐりの丘」に整備することになったと説明をお聴きました。










施設内には乳幼児からまったりと遊ぶ親子がおられたり、小学生が飛んだり跳ねたり、ロッククライミングの体験もできる遊具もあり、様々な年代に合わせた物が並んでいました。
時間入れ替え制で過密になることなく安心して遊べる環境が羨ましいですね。
松原市には市内在住であり小学校低学年ぐらいまでしか遊べない屋内型の「チャレンジドーム」がありますが、年数も経ち、今の時代に合ったコンセプトから離れて行っている気がします。
他市からも注目を浴びる為には子育て世代に対する思い切った施設が無いと響かないのかなと感じました。
民間活力を使って今の子育て世代のニーズに合ったものが松原市にあれば・・・イメージも変わるのですが。
そんな思いも抱きつつ、施設内をゆっくりと丁寧に案内して頂いた長崎市こども部政策監の立木様に感謝申し上げます。
10月28日のオープン間もないお忙しい時期に突然の視察要請に応えて頂きありがとうございました。
2022年11月14日 | 活動報告
令和4年11月14日(月)午後1時 長崎市議会棟にて
人口約40万人。松原市の4倍弱、面積は約20数倍の406平方㎞のまち長崎市。
古くからの外国の文化の影響が色濃く残り、様々なところで融合された建築物が見受けられます。
中でも多くの修学旅行生がこの地を訪れており、この日もそうでしたが、1945年8月9日。運命の日。
原子爆弾が投下され、多くの犠牲者を生んだこの長崎で今は過去の様子をうかがい知ることも難しくなりました。
(この後、長崎原爆資料館もうかがって当時の多くの悲惨な資料を観て回りました。)
昨年10月には長崎市恐竜博物館がオープンし、11月には出島メッセ長崎の開業、今年9月には西九州新幹線が長崎に乗り入れられました。
交流人口が拡大をし、今後の雇用の創出や所得の向上が図れ、地域経済の活性化が期待できる地域であります。
また、来年1月には新市庁舎が開庁予定ともあり、様々な面で長崎市のこれからが楽しみであります。

そういった中、田上長崎市長がイクボス宣言をされたとの情報を得て、今注目されている父親の育児参加が進んでいるのか、また、仕事と休日の過ごし方のバランスが進んでいるのかといったワークライフバランスの観点で視察させていただきました。
事前質問に捕捉を加えながら説明して頂くやり方で45分進めて頂きました。
人事担当部署が旗を振るだけではやはり難しく、職員全体で自主的な取組を加速させなければならないという感触をつかんでおられ、まだまだ発展途上と言った感じを受けました。でも松原市よりもかなり前を進んでおられるのは間違いありません。
長崎市が行われた、「職場環境等に対する意識調査」では仕事量やワークライフバランスなど職員の働き方に関する項目でやりがいが低い結果が現れたとのこと。
こうした結果から、職員の働き方改革の実現に向けた取組みを進めることは喫緊の課題と認識され、新たに「ホワイト・ワークチャレンジ」としてスローガンを掲げ、重点的に取り組みを推進することとされています。
そのホワイト・ワークチャレンジとは・・・
経営層・管理職の「働き方改革に関するマネジメント力向上対策」と全職員による「仕事をやめる・へらす・かえる」プロジェクトを行い、組織全体で取り組む流れを作ろうとするもの。職員一丸となった取り組みにより計画上の目標の達成、ひいては職員全員がより良い展望を持って働けるようになるものと考えているとの説明を受けました。
また、イクボス宣言に対する質問では、市長の宣言は行っているものの、他の職員による宣言まで拡大できている状況になく、宣言による大きな反響があるという状況にないという段階だそうです。
そして、男性の育休が進むと職場内での仕事の配分が課題と思うところ、解消方法はどうされているかの質問では、職場での業務再配分も計画的に実施することが出来るよう所属長と育児休業を取得する職員があらかじめ休業の計画等について話し合いをしやすくするためのツールとして「育児介護参加プログラム」を作成するなどして、一定の取り組みは行ったものの、仕事の適正な配分の為には限られた人員の中で人員配置の在り方なども検討しながら進めていく必要があると考えておられるようで、現時点では大きな課題の一つであるとの認識をされていました。
まだまだこの分野では飛びぬけて進んでいる自治体は少ない、もしくは無いのかもしれません。
働き方改革と言われて多くの自治体が独自の方法で取り組まれています。
結局のところは、多様化する住民ニーズと人口獲得の意識が強くなることから生じる様々な取組に対する事務の負担がベースにあり、溶融なく働くことによる閉塞感、また職員間のコミュニケーション不足。負のスパイラルが行政サービス全体を覆っているように感じてなりません。
先進市視察を行ったつもりでしたが、どことも同じ課題を抱えていることを改めて実感した視察でした。
2022年11月14日 | 活動報告
令和4年11月14日(月)午前10時40分
大村空港に降り立った我々4人がレンタカーに乗り込みまず最初に向かったのは、諫早市が運営する「スポーツパークいさはや」
ここを訪れるきっかけは、金メダリストの西矢椛さんが昨年の東京オリンピックで輩出され、松原市において新たなスケボーパークの建設に向かい、今現在のスケートボードを取り巻く環境がどういうものか、またこれから整備するにあたり注意すべき点等を学ぶためでした。
全体的には施設の中心は2面の野球場及びサッカーコート。
2018年に供給開始となった約750平方メートルの規模を誇る公共スケートボード場です。




訪れた時には30代40代ぐらいの方々が滑っておられ、後ほど話を聴くことが出来ました。
管理者の人に施設の説明をお聴きし、平日は終日大人は110円、小人は50円と格安の料金。
さすがは公共のスケートボード場。
事前に質問を諫早市に送っていた回答も頂いた中で、やはり気になっていたのは騒音の問題。
市街地や住宅地での問題が起こっていたことから、この施設の整備計画に載せたとのこと。
ここであれば誰にも文句は言われず、伸び伸びと練習が出来ます。
スケートボード場で約3千万円。これはセクション作製費用とのこと。
整備に関しては一体工事の中に含まれているとのことでした。
またスクールに関しては、諫早スケートボード協会に委託し、令和4年7月から月1回のペースで実施されています。生徒は10名程度。
子どもが多くを占めています。
利用者はコンスタントにおられ、スケートボードの定着が感じられました。
単なる流行ではないことが来場者数からも見て取れ、松原市でも多くの利用者が期待できるのではないかと思います。
施設利用者の人が話しかけてきてくださり、これからのスケートボードの基盤、すそ野を広げていくには初心者が練習できる場所が必要であるとのこと。なるほど・・・。
ついついアクロバティックな演技を期待したり、偏った考え方の上級者がセクションを決めたりするとそういった罠に陥りがちだと仰っていました。
そして、飛んで跳ねてのスポーツなので路面の痛みが激しい。
なのでしっかりコンクリートに圧をかけて何層にもしておくとメンテナンスが楽だとも。
とても良くご存じだと思っていたら、大村市でショップをしているお兄さんでした(^^)
あとは野球場とサッカー場を軽く見学させてもらいました。

ありがとうございました。
2022年11月8日 | 活動報告
令和4年11月8日(火)午後3時
東京都世田谷区にある「駒沢どろんこ保育園・児童発達支援事業所つむぎルーム」を視察させていただきました。
視察するきっかけとなったのは、地元の日頃お世話になっている保育園において自園で臨床心理士をおき、増え続けている発達支援の必要な子どもさんに対し、出来るだけ早期の療育へとつなげていかなくてはいけない現状に直面する中で、園庭もしくは違う場所に同じ法人が経営する児童発達支援事業の必要性を強く感じておられたことがきっかけとなりました。
併設型の保育園・児童発達支援事業所の新聞記事を以前にスクラップしていましたが、更にインターネットで調べていると東京方面は結構進んでおり、一度視察に行きませんかとお誘いしました。
園長の頭の中のイメージと現実に保育・療育されている現場を見て、よりリアルに感じることが必要であり、それが松原市でも誕生するのであれば、そこから発達支援に大きな前進をみられるかもといった大きな期待を寄せて、松原市と堺市美原区の園長2人と特別支援コーディネーターの4人で伺うことになりました。
事前に送っていた質問の他、現場の先生のお話を直接お聴かせて頂くことで、とても充実した視察となりました。
やはり併設型のメリットと言えば、集団の年齢を見ながら一緒に過ごせるとのこと。
事業所に通う子どもさんは当該保育園に通っているお子さんより多いそうですが、メリットデメリットを考えても明らかにメリットの方が多いとお聴きしました。
この園を経営する法人の理事長が当時自分の子どもを通わせていた時代の不満があり、自らが理想をもって経営されているそうです。
とても素晴らしいことであり、都内はもとより他府県にも展開されて、支援が必要な子もそうでない子ものびのびと成長できるフィールドがここにあります。
やはりこちらは進んでいるなあと感心しながら、質問したことやそれ以外に対して一生懸命説明して下さる岩森千花施設長のお話をお聴きし、新たな質問もさせて頂く中で、松原市にも併設型が必要だと改めて強く感じました。
個別と集団のバランスの中で子どもを伸ばしていってあげるのがベスト。
もともと別個に経営していた施設を色々と対話を重ねながらこれまで良い状態を築いてこられた保育園。
若い先生方が多い中でもキャリアは勿論必要ですが、何とかして質の良い保育・療育をしようという皆さんのやる気が最も大切であると考えさせられた視察でした。

2022年11月8日 | 活動報告
令和4年11月8日(火)午後1時半 内閣府にて
内閣府大臣政務官である自見先生にお会いし、昨今の保育現場の声を民間保育園の園長2人と特別支援コーディネーターの4人で届けてまいりました。
約70年もの間、改正されていない保育士の配置基準。
支援が必要な子が増えてきている中で、先生方もこれまで通りの基準では保育現場も限界を感じており、また他業界と比べて見劣りのする処遇では保育士を目指す人が出てきません。
また、幾ら施設を作って待機児童を解消しようとする国を挙げての政策もそこに勤務する保育士が集まらなければ全く意味を成しません。
子ども家庭庁が来年4月からスタートするにあたり、子育て世代に関する政策に最も力を注がれている自見先生になんとか今の現状を変えて頂きたいという保育業界の声が届き、実現へと前進することを期待します。
自見先生はもっと現場から議員を通じて声を上げてほしいとも言われ、まだまだ声が足りていないのも実状なのかと感じました。
やはり収入が伸び悩む中で、少しでも生活が豊かになる選択をするのは当たり前。
しかしながら、質の高い保育・療育を求めている子どもが増えているのとは逆の方向に進んでいる現実が目の前にあります。
最近の保育現場での痛ましいニュースもある中、本来必要なことが受け継がれず、おざなりの保育・療育をしているようではこの先の日本には決して明るい未来は待っていません。

2022年11月8日 | 活動報告
令和4年11月8日(火)
参議院銀会館に松川るい先生を衆議院議員会館に柳本顕先生を訪問しました。
松川先生は委員会に出ておられたのあいにくの留守でしたが、柳本先生はおられお忙しい時間を頂戴して、空き家対策の件や来年の統一地方選挙の事をお話ししました。
