令和4年11月14日(月)午前10時40分
大村空港に降り立った我々4人がレンタカーに乗り込みまず最初に向かったのは、諫早市が運営する「スポーツパークいさはや」
ここを訪れるきっかけは、金メダリストの西矢椛さんが昨年の東京オリンピックで輩出され、松原市において新たなスケボーパークの建設に向かい、今現在のスケートボードを取り巻く環境がどういうものか、またこれから整備するにあたり注意すべき点等を学ぶためでした。

全体的には施設の中心は2面の野球場及びサッカーコート。
2018年に供給開始となった約750平方メートルの規模を誇る公共スケートボード場です。

訪れた時には30代40代ぐらいの方々が滑っておられ、後ほど話を聴くことが出来ました。
管理者の人に施設の説明をお聴きし、平日は終日大人は110円、小人は50円と格安の料金。
さすがは公共のスケートボード場。
事前に質問を諫早市に送っていた回答も頂いた中で、やはり気になっていたのは騒音の問題。
市街地や住宅地での問題が起こっていたことから、この施設の整備計画に載せたとのこと。
ここであれば誰にも文句は言われず、伸び伸びと練習が出来ます。
スケートボード場で約3千万円。これはセクション作製費用とのこと。
整備に関しては一体工事の中に含まれているとのことでした。
またスクールに関しては、諫早スケートボード協会に委託し、令和4年7月から月1回のペースで実施されています。生徒は10名程度。
子どもが多くを占めています。
利用者はコンスタントにおられ、スケートボードの定着が感じられました。
単なる流行ではないことが来場者数からも見て取れ、松原市でも多くの利用者が期待できるのではないかと思います。
施設利用者の人が話しかけてきてくださり、これからのスケートボードの基盤、すそ野を広げていくには初心者が練習できる場所が必要であるとのこと。なるほど・・・。
ついついアクロバティックな演技を期待したり、偏った考え方の上級者がセクションを決めたりするとそういった罠に陥りがちだと仰っていました。
そして、飛んで跳ねてのスポーツなので路面の痛みが激しい。
なのでしっかりコンクリートに圧をかけて何層にもしておくとメンテナンスが楽だとも。
とても良くご存じだと思っていたら、大村市でショップをしているお兄さんでした(^^)
あとは野球場とサッカー場を軽く見学させてもらいました。

ありがとうございました。