22日(火)午前10時より、本会議場にて標記委員会が欠席により1名を除く議員が出席のもと、平成27年度末策定予定の「松原市人口ビジョン」並びに「松原市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に係る質疑が行われました。

国の人口ビジョンや総合戦略に基づき地方版として策定が求められており、松原市では昨年7月にコンサル会社と指名競争入札の上策定が始まりました。

その後、たたき台が昨年12月にコンサル会社から市へ提出され、産学官金労言の各代表が入った審議会が年明け2回開催され、審議されました。

慌ただしく、3月にパブリックコメントを募集した後、今回議決案件として議会で決められたことを受けて、設置された特別委員会にて審議されました。

今後の松原市の発展の礎となるビジョンと戦略だけに細部にわたり、質問が飛びましたが、あまりにも時間が無い中での議員に対する報告に対し、市の策定に関するタイムスケジュールの管理の悪さに議員一同言いたいことも言いながらではありますが、今年度中での未策定が許されない状況下において意見付きの可決になる見通し。

どの自治体も人口の減少に歯止めをかけたく、戦略を練っている状況において、付け焼刃の感が否めない戦略ではどこまで市民に転出抑制、あるいは市内への転入誘導に効果があるのか・・・。

市も新規予算や既存事業の中から抽出した、32の具体的施策に成果指標を設定しつつ、計画年度の平成30年度までに一定の目標を立てていますが、その目標の先が見えにくいと質問も出ました。

来年度以降、時点修整が行われ、ブラッシュアップが必要であるとともに、市民の声を広く聞く環境を整え、市職員全員がその目標について認識し、日頃の仕事がいかに重要かどうかの情報共有が非常に大切であると感じました。

 

採決は明日に繰り越されました。