今回から1年間は福祉文教委員会委員長としてのお役を戴いており、議事進行に努めてまいります。

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さて、9月21日(水)午前10時より福祉文教委員会が開催されました。

議案第63号 平成28年度松原市一般会計補正予算(第4号)について、福祉文教委員会所管の補正予算についての審議が行われました。

1.子ども・子育て応援事業の予算増額の詳細、子育てポイントの効果、

在宅で子育てをする親子が積極的に地域に出ていく工夫について

1.放課後学習等サポート事業の詳細、講師の内訳、退職教諭と学生との報酬の違い、

講師への地域人材活用について

以上の質疑が行われ、委員会での採決は可決となりました。

 

また、委員会協議会については日本共産党の福嶋光広委員が一般質問に立ち、

1.大阪府教育委員会が実施するチャレンジテストについて

2.小中学校のエアコン設置について

チャレンジテストを高校入試の参考材料にするのが果たして適当なのかどうかの

問いかけについて、教育委員会の担当課長及び次長より説明が行われました。

相対評価から絶対評価へと移行がされますが、学校間の調整が入ることによって、

頑張っている子が悪い結果で評価され、損をしないよう十分な配慮が求められます。

また、順次市内市立小中学校の図書室や特別教室、学習室に設置されたエアコンについて

利用状況等の質問がありました。

子どもが年々減少の傾向にある中、統廃合も含めた議論を加速させていく時に来ていますが、

なかなか前にも後ろにも進んでいない状況です。その中でエアコン設置も足踏みが続いています。

二重投資を懸念されてのことですが、学校で学ぶ子ども達にとって、ある規模の人数の中で学び遊ぶことの大切さが問われています。

全ての子どもや保護者、地域の人たちが納得のいく形は困難ですが、子ども達にとってよりいい状態を第一に考えたうえで、懸命な市と教育委員会の判断と議論が求められます。

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