令和4年3月22日(火)午前10時 

総務建設委員会開会

総務建設委員会所管の議案について審議を行いました。中でも市民に直結する議案について質問が上がりました。
手数料条例の一部を改正する条例制定に関する議案については、最も市民の皆さんが発行を希望される住民票などが現在の200円から300円に増額します。これは受益と負担の適正化の観点とマイナンバーカード普及に向けたコンビニ交付での料金を200円に抑えることによってより同カードの普及を促す目的があります。
現在、窓口交付に際しては1枚当たり319円かかっており、コンビニ交付では712円。
コンビニ交付の割合が増えていけば、より経費も抑制できることを念頭に、金額を設定したもの。

他の帳票も増額となります。
・租税、公課その他諸収入に関する証明(課税標準等に関する証明を含む)など(課税課/納税課)
・営業に関する証明(産業振興課)
・危険物の規制に関する政令に基づく完成検査済証の再交付等(消防本部予防課)
・道路、水路その他市有地と民有地との境界明示)
など、直接住民が関わりのある帳票は以上です。

また、自転車駐車場並びに放置自転車の撤去及び保管に関する条例の一部を改正する条例制定に関する議案ついては、これも受益と負担の適正化の観点からの改正といったものだが、撤去された人間は余計な経費を市に使わせてしまっているだけで、そこから便益を受けているわけではない。
そもそも放置をしなければ税金が他の必要なものに使えるだけの話。もっと以前から値上げをしていても良いぐらい。
ただ、かつて放置自転車の台数がかなり多かった平成25年当時1600台あまりの時は早くから2000円にしていれば、引き取りに来なかったと予想すれば保管費用も別途かかってきていただあろうことから、放置が少なくなった今、新たな放置がされないように抑制の意味を込めて1000円から値上げすることに異論はない。歩道が自転車で占拠されていた当時からすると盲人の方の安心な通行も保障されて良い状態である。


総務建設委員会協議会一般質問

❶「ゴミ出し支援の推進とそれに対応しうる収集体制の確立について」

令和2年9月の総務建設委員会協議会での一般質問でも行いましたが、高齢化社会が進むにつれ、ステーション収集の地区にお住まいの高齢車にはゴミ出し場所までゴミ出しが全国的困難になっている。介護が必要な方など体が不自由な方については、以前から松原市では「ふれあい収集」といった取り組みをされ、玄関先まで職員が取りに行っている。その件で戸別収集の拡充をお願いしたところ、昨年4月から妊婦であったり、怪我で歩けないなどの維持的に「ふれあい収集」の利用も対応して頂いた。今回はパッカー車で入れないが軽ダンプ車でなら入れるところを非効率な収集になることから行政職員が徐々に入っていくように方向性を示し、徐々に民間委託と直営での収集の割合や収集業務の見直しを図ることが動き出した。
それに伴って、以前から問題視されてきた高齢化する市の現場職員の高齢化が解消されるべく、計画的な職員採用を災害時も含めて検討するように要望を行い、副市長から前向きな答弁を頂いた。
安定的にごみ収集を行い、変化する住民サービスの在り方にも対応していくことが望まれます。
パッカー車一台で行けるところを軽ダンプ車では6回かかるとのことで非効率であり経費もかかります。
効率的なところは民間に委託し、経費を逆に抑え、市では職員を増やしてきめ細やかなサービスをお願いしたい。
新たに増えた経費については国の特別交付税によって半額補填される。道が狭く軽ダンプでも入っていけない約400件のステーションが残りますが、ふれあい収集の更なる拡充で対応していくこととの確認を取りました。

「きれいなまちづくりの強化について」

なかなか無くならないタバコのポイ捨て。
以前から特に最寄り駅前の掃除を週に1回、最近は2回しているが、缶ビンに加え、吸い殻のポイ捨てがやたらと目につく。
それは歩きたばこをするせいであり、2020年4月1日から健康増進法の一部が改正され、受動喫煙を防止が全面的に始まりました。
現在は公共施設など喫煙できない場所がかなり増えたものの、公道や公園での喫煙は禁止されていないと迷惑と感じる人が困ったままの状態が続いています。喫煙する人も人の煙には迷惑を感じており、マナーが必要であり、しっかりとした分煙が期待されます。
喫煙することが悪でなく、喫煙マナーの問題です。
ネットリサーチでもほぼ全ての世代の男女が感じる迷惑行為が「歩きたばこ」です。
大阪市は2025年の万博に向け、市内全域を路上喫煙を禁止する方針を打ち出しました。
松原市も住みたい・住み続けたいと思われる自治体にするには当たり前の事を当たり前に出来ないと無理だと訴えました。
ほぼ全ての人が感じる迷惑行為を禁じることで、快適で安全な生活が一定保証されます。
子どもの目線で800度の火が付いた棒を振り回していることと同じであり、火傷や服の焦げ、あるいは喘息の原因にもなり問題化したことがあります。もっと言えばポイ捨てから火事の原因にも繋がります。吸うには吸うなりのマナーを持つことが必要であり、出来ないなら過料による抑制をしていかなくては、選ばれる街には到底なりえないと考えます。