9月22日(金)午前10時より総務建設委員会が開催され、当委員会所管の議案について

質疑を行いました。

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・議案第53号 平成29年度松原市一般会計補正予算(第2号)

・議案第54号 平成29年度松原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

・議案第55号 平成29年度松原市介護保険特別会計補正予算(第1号)

・議案第56号 平成29年度松原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

・議案第57号 ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について

・議案第58号 子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について

・議案第59号 老人医療費の助成に関する条例を廃止する条例制定について

・議案第60号 身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する

条例制定について

・議案第61号 松原市営住宅条例の一部を改正する条例制定について

 

●議案第53号について河内松原駅前商業施設改修費負担金に関する債務負担行為と同施設改修事業に関する補正予算の中身について質疑しました。

平成5年に上記施設名称「ゆめニティまつばら」がオープンし、約20数年が経過。

松原市を含み複数の地権者が存在する商業施設であるため、改修費については負担割合に従って負担する決まりとのこと。

熱源設備や受変電設備、外壁改修などを来年度を含めて2年度にまたがって行う改修であるとの説明であった。

駅前再開発事業でかつては沿線鉄道の乗降客も多かったものの、退職者が進み、また郊外型の大型商業施設が各地に立地したことが経営状況を苦しめている。

しかしながら、5年ほど前に策定した経営健全化計画によって、今はテナントの入れ替え等、徹底的な経営改善を行っているため、売り上げも順調に回復している。

以前、大阪府が開催した、府内の再開発地域をもつ自治体関係者の会議に招集されたことがあるが、本市は立て直しに成功していたところで、ある種成功事例を示せたことに安堵を感じたことを覚えている。

しかしながら、長年の使用に対し、設備も着実に老朽化が進み、緊急性が余儀なくされたことでやむを得ず改修に踏み切った。

利用客やテナント、あるいは通行人に対し大きな損害や被害を出す前に懸命な判断をしたことと思います。

 

●議案第59号については、共産党の反対討論に対し、賛成討論を行いました。

以下、賛成討論発言内容

老人の医療費助成は昭和47年に制度が開始され、大阪府と府下全市町村が共同で45年間に渡って実施されてきました。

 この度の大阪府の制度改正により、障害者医療との整理統合で、年齢にとらわれない、重度の障害を持たれた方々に特化した制度が新しく創設されたものと解釈しています。

 今日まで、共同実施されてきた経過からも、府制度との整合性を図る必要があり、本市に限ることなく、府下の全市町村において同様の対応が予定されています。

 本制度廃止により、65歳以上で重度以外の精神通院対象者、難病患者、結核患者の方々については、対象外になるとされていますが、当初、廃止の時期が本年11月であったり、経過措置が僅か1年ということでしたので、市議会を挙げて大阪府に対し、強く申し入れを行った結果、制度廃止は平成30年度からとなり、経過措置は3年間へと延長されることとなったと考えております。

 いずれにいたしましても、福祉医療助成制度全体の維持・継続のため、医療の必要性がより高い人への支援の重点化を目的とした再構築と理解したうえで、経過措置終了後に対象外となられる方々に対して、しっかりと周知を図っていただくとともに、今後も制度拡充に向けた大阪府への更なる要望をお願いしまして、賛成討論といたします。