予算特別委員会二日目

9日午前10時より昨日の福祉文教委員会所管の予算に関する質疑の続きが行われました。

中でも学校現場の国際交流に関する新たな取り組みに対する関連質疑が各委員から集中し、予想以上に質疑が長時間に渡りました(;^_^A

 

松原市にある阪南大学と提携を結んでいる海外の28大学中、英語圏に位置する大学のある自治体との国際交流を目指しているとのこと。

現在、台湾台北市文山区とセーフコミュニティに連動して姉妹都市提携を最近結んで交流が始められているが、新たな交流先として今の所、カナダの大学が最有力候補とのことです。

この事業の目的において、子どもの国際感覚を磨き、より松原市に対する郷土愛を育もうとする点は非常に有意義なものとは考えられる一方、新たな財政需要が生まれることが確実とされる中で、現状の脆弱な財政基盤の本市にとって、継続してなんぼのこの事業が果たして今後いつまで継続されるか否か、少々疑問が生じるところです。

所得の格差が昨今叫ばれていますが、子どもの渡航費用については公費負担になると考えるものの、付帯費用が色々と必要とする中で、誰もが手を挙げられるものとは考えにくいところがあります。

海外に行ける子と行けない子、行った子と行ってない子とで差が出てきてしまいます。

参加する機会が平等に与えられる選考はしていると思いますが、前提条件として生活に余裕があるかどうかの時点でふるいにかからないような制度であってほしいと思います。

また、午後からは総務建設委員会所管の予算質疑が行われ、様々な分野から質問がされました。各委員は、現状の課題などから思い思いの提案をされ、それに対する市の姿勢を問われていました。

自分ならこういうところでもう少し突っ込んだ質問をするのにと、少々モヤモヤとした気持ちを抑えながら委員長としての仕事に徹していました。

委員長という立場はあまり出来る機会は少ないですが、色々質疑が出来る委員の方がやりがいがあるのだろうと思うところもありました。

明日は今日の残りの質疑が行われ、その後特別会計や企業会計の質疑に入る予定です。

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予算特別委員会開会

平成28年度当初予算に関する予算特別委員会が3月8日から4日間の日程で開催され、初日の8日は福祉文教委員会所管の予算に対して、質問が行われました。

前回の予算特別委員会では委員として質問に立たせて頂きましたが、今回は初めて委員長を仰せつかり、委員会の進行に努めています。

 

各委員は一質疑について質問のみ10分の持ち時間の中で、予算に対する質問や提案を行い、10時から初めて休憩もはさみながら17時を回りったところで、各委員との話し合いにより、残りの質問は翌日の9日に持ち越されました。

 

二日目は引き続いて福祉文教委員会所管から始まり、総務建設委員会所管と続きます。

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2016大和川・石川クリーン作戦!

3月6日(日)午前9時半より大和川河川敷にて大和川及び石川周辺自治体が協力機関の方々と共に一斉清掃活動が行われました。長男にもボランティア活動の大切さを伝えるため、一緒に参加させて頂きました。また、同じ保育園に通う友達兄弟も参加してくれ、ちょっとした競争心が芽生え、楽しくごみ拾いが出来たかなと思います。

 

1985年から始めって今年で31回目とされるこのクリーン作戦。

水質が全国ワースト1とも言われたほどの大和川・・・。

多くの人の清掃活動を経て、また生活雑排水が川に直接流れ込まないような弛まない努力が実り、今では下流域ではアユが見られるようになってきているとのことです。

長きにわたる清掃活動が着実に実を結んでいるようです。

 

かつて昭和57年7月31日から8月3日にかけて、梅雨前線、台風10号、台風9号くずれの低気圧が重なった降雨で大和川全流域の総雨量は300mm以上となり、戦後最大と言われていた昭和28年9月の洪水を上回るほどの大水害でした。

この時、私は小学校5年生。幸いにも自宅周辺は近くの西除川にかかる橋が壊れただけで水害に見舞われることはありませんでしたが、大和川周辺の家庭は床上浸水の家屋が多く、大きな被害に大変な思いをされました。

その後、松原市では天美北地域にポンプ場を設置するなど、あの水害が二度と起こらないよう対策が図られました。その後、同様な規模の降雨はありませんが、大阪府でも短時間の急激な降雨による流水量の増加を監視するためのカメラを設置し、大雨時にはライブで監視が出来るよう市民の安心安全な暮らしの一助となっています。

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クリーン作戦チラシ

松川候補予定者と初対面!

3月5日(土)午後2時、新しい自民党大阪府連事務所会議室にて役員会と政治大学校「第7期なにわ塾」が開催されました。

青年局長が太田大阪市議から野村堺市議に変わって初めての役員会ということもあり、青年局次長として出席させて頂きました。

中山大阪府連会長もかけつけられ、挨拶をされていました。

今までの青年局からチェンジをと、「青年局ビジョン」なるものを掲げ、不甲斐ないとされる大阪自民党の立て直しを青年局が先頭を切って始めようとの思いが込められています。

戦略、作戦、戦術を体系建て、「大阪に確固たる政治の礎を築き、まちの発展とすべての人々が幸せに暮らせる未来を切り拓くため、弛むことなき改革の先頭に立つ」とのビジョンが役員会で承諾されました。

「不撓不屈」の思いをいつまでも忘れることなく、今後の戒めとして皆の心に刻まれました。

役員会後開催された、第4回「なにわ塾」では坂本健治和泉市議、原田りょう大阪府議、信貴良太堺市議がなにわ塾卒業生として、今の地位を確立するまでのそれぞれの苦労話などを交えながら、野村青年局長がコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われ、参加した熟生からの質問に答えるなど、現役の議員にもためになるような話が展開されました。

また、次期参議院議員選挙において、自民党の公認を得た「松川るい」さんが支援依頼の挨拶に急きょ来られました。

7歳と2歳のまだ小さいお子さんがおられながらも、今が自分にとっての「その時」として英断をされ、政治家になって大阪から日本を元気にしたいと熱く抱負を語られました。

外務省出身でとても聡明な候補予定者に是非頑張って頂きたいです。

出席者一同でガンバローコールが贈られました。

大阪は維新の風が吹き荒れている中ですが、是非輝かしい成績で当選を勝ち取って頂きたいと思います。

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代表質問が行われました

3月3日と4日、代表質問が行われました。

初日は、まつばら未来会派から松井幹事長、公明党から三重松幹事長、2日目は日本共産党から森田幹事長、松原会から山本(真)幹事長が質問に立ちました。

持ち時間は基礎時間40分に会派の人数×5分を加算した時間となります。

質問だけのカウントなので理事者からの答弁の時間は消化されません。

今回の代表質問では、施政方針に基づいたものと平成28年度予算の特徴などが主な内容なので、質問が重複する部分もありましたが、出来るだけ聞き方が被らないよう配慮されながら進められました。

来年度の予算は10年前の予算と比較して約100億円も増加しており、脆弱な財政基盤の本市の身の丈からすると今後の財政運営が非常に懸念されるところです。人件費は職員の減少で下がっていますが、生活保護費などの民生費や公共工事などの投資的経費、過去の市債の返済となる公債費などが増加しており、経常収支比率や健全化判断比率の悪化につながらないように注視していく必要があります。