駒沢どろんこ保育園・児童発達支援事業所つむぎルーム視察(東京視察陳情第2日目)

令和4年11月8日(火)午後3時
東京都世田谷区にある「駒沢どろんこ保育園・児童発達支援事業所つむぎルーム」を視察させていただきました。
視察するきっかけとなったのは、地元の日頃お世話になっている保育園において自園で臨床心理士をおき、増え続けている発達支援の必要な子どもさんに対し、出来るだけ早期の療育へとつなげていかなくてはいけない現状に直面する中で、園庭もしくは違う場所に同じ法人が経営する児童発達支援事業の必要性を強く感じておられたことがきっかけとなりました。
併設型の保育園・児童発達支援事業所の新聞記事を以前にスクラップしていましたが、更にインターネットで調べていると東京方面は結構進んでおり、一度視察に行きませんかとお誘いしました。
園長の頭の中のイメージと現実に保育・療育されている現場を見て、よりリアルに感じることが必要であり、それが松原市でも誕生するのであれば、そこから発達支援に大きな前進をみられるかもといった大きな期待を寄せて、松原市と堺市美原区の園長2人と特別支援コーディネーターの4人で伺うことになりました。
事前に送っていた質問の他、現場の先生のお話を直接お聴かせて頂くことで、とても充実した視察となりました。
やはり併設型のメリットと言えば、集団の年齢を見ながら一緒に過ごせるとのこと。
事業所に通う子どもさんは当該保育園に通っているお子さんより多いそうですが、メリットデメリットを考えても明らかにメリットの方が多いとお聴きしました。
この園を経営する法人の理事長が当時自分の子どもを通わせていた時代の不満があり、自らが理想をもって経営されているそうです。
とても素晴らしいことであり、都内はもとより他府県にも展開されて、支援が必要な子もそうでない子ものびのびと成長できるフィールドがここにあります。
やはりこちらは進んでいるなあと感心しながら、質問したことやそれ以外に対して一生懸命説明して下さる岩森千花施設長のお話をお聴きし、新たな質問もさせて頂く中で、松原市にも併設型が必要だと改めて強く感じました。
個別と集団のバランスの中で子どもを伸ばしていってあげるのがベスト。
もともと別個に経営していた施設を色々と対話を重ねながらこれまで良い状態を築いてこられた保育園。
若い先生方が多い中でもキャリアは勿論必要ですが、何とかして質の良い保育・療育をしようという皆さんのやる気が最も大切であると考えさせられた視察でした。

自見はなこ参議院議員に対する陳情を行いました(東京視察陳情第2日目)

令和4年11月8日(火)午後1時半 内閣府にて
内閣府大臣政務官である自見先生にお会いし、昨今の保育現場の声を民間保育園の園長2人と特別支援コーディネーターの4人で届けてまいりました。
約70年もの間、改正されていない保育士の配置基準。
支援が必要な子が増えてきている中で、先生方もこれまで通りの基準では保育現場も限界を感じており、また他業界と比べて見劣りのする処遇では保育士を目指す人が出てきません。
また、幾ら施設を作って待機児童を解消しようとする国を挙げての政策もそこに勤務する保育士が集まらなければ全く意味を成しません。
子ども家庭庁が来年4月からスタートするにあたり、子育て世代に関する政策に最も力を注がれている自見先生になんとか今の現状を変えて頂きたいという保育業界の声が届き、実現へと前進することを期待します。
自見先生はもっと現場から議員を通じて声を上げてほしいとも言われ、まだまだ声が足りていないのも実状なのかと感じました。
やはり収入が伸び悩む中で、少しでも生活が豊かになる選択をするのは当たり前。
しかしながら、質の高い保育・療育を求めている子どもが増えているのとは逆の方向に進んでいる現実が目の前にあります。
最近の保育現場での痛ましいニュースもある中、本来必要なことが受け継がれず、おざなりの保育・療育をしているようではこの先の日本には決して明るい未来は待っていません。

松川るい参議院議員と柳本顕衆議院議員を表敬訪問(東京視察陳情第2日目)

令和4年11月8日(火)

参議院銀会館に松川るい先生を衆議院議員会館に柳本顕先生を訪問しました。
松川先生は委員会に出ておられたのあいにくの留守でしたが、柳本先生はおられお忙しい時間を頂戴して、空き家対策の件や来年の統一地方選挙の事をお話ししました。

河野太郎デジタル大臣を訪問(東京視察陳情第1日目)

令和4年11月7日(月)
日もすっかり暮れかけた閉庁間近の時間に河野内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)・国家公務員制度担当大臣を訪ねました。
もともとYAHOOが入っていたビルにデジタル庁が入っており、とても近代的なフロアに驚きを隠せませんでした。