発達障害支援に関する意見交換会をしました

本日10時に田中塾の塾長に市役所までおいで頂き、松原市の教育について貴重なご意見やご感想をお聴かせいただきました。

昨今、発達に特性や偏りを持つお子さんが増えていることを実感されるようになり、入塾の希望もそういったお子さんが増えてるとか・・・

成績の良い子は大手の塾に行き、出来るだけ学業面で課題を抱える子ども達をご自身の塾で学んでもらうことが、今後における重要な役割だと考えておられ、非常に共感を覚えるとともに何か出来るのではないかと感じる意見交換会となりました。

私としては、松原市単独の「児童発達支援センター」の設立を目標に、発達に特性の有る子ども達の発達の保障をしていきたいとされる塾長の良き理解者として共に活動が出来ればと思います。

現在、松原市は羽曳野市と藤井寺市の3市で児童発達支援センターを共同運営していますが、松原市からは遠い羽曳野市悲田院に位置しているため、通うのが簡単ではありません。

近々、当該視察させて頂き、何か糸口が見つからないか研究してまいります。

年々増えつつある発達に特性の有る子ども達の為に環境を整えることが大切であり、民間事業者だけに任せずに、誰もが自立した生活が送れることを公の責任のもとで施策を推進していく必要があると考えます。

しょうとく園さんを視察訪問しました

本日は、大変お世話になった先輩に紹介いただき、河内長野市にある児童発達支援センター「しょうとく園」を視察しました😊


昭和53年から発達に特性がある子ども達が通う園として長い歴史を刻んでこられています。
現施設長の井上さんが優しく対応して下さいました。
当施設は現在、河内長野市・富田林市・大阪狭山市・河南町・太子町・千早赤阪村から75人の子ども達が通われています。
施設長との話を終え、各年齢の部屋を案内いただきましたが、給食前とあって保育の様子は見られませんでしたが、こちらに愛らしく手を振ってくれる子もいて心が和みました😊
言語や機能を訓練する部屋も充実し、また、気持ちのよい緑に囲まれたゆったりとした環境が子ども達の発達に寄与されていることは間違いありません。

羽曳野市・藤井寺市と本市の3市で運営するセンターは羽曳野市にあり、松原市から通うにはちょっと距離が…😰
松原市にも作るべきとの想いを以前から伝えておりますが、実際のところ人材の確保や運営費の問題などハードルは高い…😥

議員になってからの大きな課題として、自分のできる関わり方は何かをずっと考えてきましたが、やはり公の責任の基において、身近に通える所に設置することを市に働きかけるしかないと思います。

児童発達支援をされている民間の事業所も市内にはありますが、どんな感じでされているのか
これから視察もさせて頂きたいと思います。

子どもの成長は待った無し…

乳幼児期を更に大切に出来る市政を求めてまいります!

今年の「まつばらマルシェ」をどうするか

6月30日(火)午後2時

全議員を対象に、今年のまつばらマルシェをどうするか、というよりは形を変えてでもやりたいというマルシェの実行委員会代表者の意見を受け、この際、議会からの提案も聴いてもらおうと担当部長以下管理職を招集して意見を出しました。

先ずはマルシェ自体中止すべきではないかという意見が出たことでかなり趣旨から外れた方向に行ってしまったが、どういう風にすれば3密が回避できて実施できるかを検討することに修正を図りました。

予想していたよりもあまり意見は出なかったが、地産地消をテーマにすることを再度見つめなおし、各店舗に足を運んでもらうやり方が望ましいのではないかと思う。

再び非常事態宣言が発出され、休業要請が出される事態に陥ればたちまちマルシェなんていってられなくなるが、今回のことを教訓にこれからの新しいマルシェを創造していく機会にすればいいのではないか。

なにもマイナス的に考えてばかりではなくプラスに考え、市内事業者の活性化、市民の満足度アップ、市外からの交流人口の増加、などなど、そういったことを念頭に再構築を図るべきだと思います。

会派要望(コロナ対策・国の第二次補正を受けて)

6月30日(火)午前11時

市長に対し、自民党市議会銀団から予算要望を致しました。

冒頭、幹事長から要望書を手渡し、内容について市長に確認いただきました。

コロナウイルス感染予防の観点から災害時の避難所の在り方が変わりましたので、少しでも自らの備えとして避難時に持参してもらうことを考え、持ち出し用袋を各家庭に配布することを提案しました。

また、多大なダメージを受けてる事業者救済の為に事業系廃棄物の処分費を一時的に負担することや現在進めている商業事業者に対するお得なクーポン事業の拡大、市内で住宅購入に支援金を提供することで流通促進を図るなど他数点要望しました。

要望内容は以下の通り

・災害避難時の非常持ち出し袋の配布。

・事業系廃棄物の処分料無料。

・現在取り組まれているクーポン事業の拡充。

・市内住宅購入支援金(20万円)の創設。

・市立小学校、市立中学校の今年度、修学旅行の無償化。

・市立小学校、市立中学校の今年度、卒業アルバムの無償化。

・医療従事者、介護従事者以外の金銭的支援。

(民間の保育士、民間ゴミ収集事業者従業員、公務員の特別手当の支給)

 

常任委員会・議会最終日

6月22日(月)が福祉文教委員会で翌23日が総務建設委員会が開かれました。

いつもなら委員会室で行われる常任委員会での議案審査でありますが、コロナの感染拡大防止の為、本会議場を利用して、議案毎に理事者が入れ替わり、大変手間のかかる流れとなりました。

感染拡大防止の観点から機関や時間短縮、質問者の人数制限などを進める議会も多かったと思われますが、本議会においては市が進める感染症対策についてはスピード感をもって対応できるように数多くの専決予算を協力的に認めてきましたが、審議についてはしっかりとすべきとの観点から、議会初日然り、個人質問、委員会質疑は内容の濃いものでした。

お陰様で感染者や疑わしい人は出ておりませんが、議長としての最後の定例会は反対する案件は出なかったものの、非常にこってりとした議会となり大変疲労感が溜まるものでした。

次はひょっとすると8月の役選の為の臨時会前にもう一回あるかもしれませんが、定例会としては4回努めることが出来ました。

一議員に暫くすると戻ることになりますが、議長として学ぶことは多かったです。

議長を経験させていただいたことに感謝し、また一から議員活動に専念したいと思います。

残り2か月ですが、しっかりと勤めを果たしたいと思います。

個人質問(第2・3日目)

2日目は

❻中田議員 ❼依田議員 ❽平野議員 ❾松井議員 ❿三重松議員

3日目は

⓫野口議員 ⓬植松議員 ⓭福嶋議員 ⓮田中議員

の順で個人質問が行われました。

学校ICTに関する質問から始まり、市民や事業者支援、今後の働き方、今後の市政運営や人権行政に関すること、また健康づくりに関して等、多岐にわたり質問が及びました。

学校現場や職場(特に市役所)でのオンライン学習やリモートでの働き方の変革がこのコロナウイルスが拡大したことによって大きく注目され、加速度が増して進もうとしています。

また感染拡大が起こった場合に備えて臨時的に対応できる体制を取っておくことに越したことはありません。

学習や仕事などは直接顔を合わせて確認しないといけないのが基本であると思います。

便利さが増せば失うものも大きいと以前から私の中ではその思いは強く、人との距離をとる、ソーシャルディスタンスが希薄な社会をより進めてしまうのではないかと危惧しています。

子ども同士、身体と身体、心と心が触れ合って、ぶつかり合ってしか得られない大切なものが、この2mという距離が大きな障害となって、近づくことに臆病になりやしないかと心配が募ります。

大人もそうですが、なんとなく感じる「キョリ感」が希薄な世の中の流れに飲み込まれてしまう・・・

コロナから学ぶ教訓に果たして良しとするものが見いだせるのか、これからの人類の課題であります。

地方御制対応臨時交付金が全国で3兆円。松原市にはその内、約15億円が配分されました。

果たしてこれを有効に活用できるのか。

緊縮財政、健全化、行財政改革、選択と集中、スクラップ&ビルド、・・・

限りある予算の中でいかに市民満足度を上げるかが行政の命題ありながらも、バラマキが是とされる風潮が蔓延した中で、果たしてコロナの終息と共に、再び以前の感覚を取り戻せるのか・・・

一旦緩んだゴムを縮めるのは至難の業です。

臨時交付金も結局は税金で返していかなければならない赤字国債です。

将来にツケを残すなと声高に叫ぶ一方、まだまだコロナの影響が続く中において膨らみ続ける借金に誰がストップと声をかけるのか。

早く社会も思考も正常に戻らないと恐ろしいことになりそうです。